翻訳家・柴田元幸さん「教養を身につけても別に良いことはない」
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注目のコメント
「資本主義社会の最終形態は社会主義と変わらないのではないか」
高校時代に読んだSFにありがちなテーマだったが今や、あるかもなと思うような社会が到来しています。全てのものは1つに収束しようとしているような感じ。同調圧力が強く、生活に宗教が根付きにくい日本は今でさえ社会主義かと思うこともあるけれども、最終的に世界は1つにはまとまらずそれは宗教によって妨げられるような気がします。宗教の最後の機能は人間をまとめない事だったりして。タイトルがややミスリードな感もあるが、おっしゃっていることはよくわかるし、教養の源泉が小説だけに限られる社会ではないとも思う。
ただ、教養はモノの見方や感じ方に多大な影響を与え、それがあることで幸福感を感じる重要な要素でもある。私はもっと教養を身につけたい、
今の教養レベルはスライムべスレベルだから・・・時代が変わり、確かに柴田さんの翻訳してきたような小説は出てこないような気もします。その意味では教養として成り立たない。でもそれを言いたいわけじゃなく、課題を提起しつつ環境が変わったとしてもスタンスを変えないということを言いたいのではないかと思いました。