大塚家具はショールーム時代に乗り遅れた
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注目のコメント
小売業者にとって、これだけネガティブな報道が続くのは本当につらい。消費者の足はますます遠のき、業績悪化にさらに拍車がかかる。この負の流れを断ち切るのは相当な大仕事
久美子社長の手腕もあるが、今までの大塚家具が打ち手を打たず、ジリ貧になっていたことがわかる記事。
親子という人ではなく、大塚家具という企業がどうすべきか、すべきだったかを引き続きニュースに取り上げて欲しい。一般論としてだが、企業の構造改革は10~20年かかると思う。
余分なコストを省くような外科的な処置は1~3年単位でできるものもある(というか外科的なものは、できる限り早く、少ない回数でやらないといけない)。だけど、どういう顧客に向け、何を提供していくかを変えるのは、企業全体の仕組みを変えること。社内の常識を変えるのにも時間が掛かるし、かつそれが顧客に認知・実感されるのはさらにその後。
業態・ニーズが変わっていくことへの対応は本当に難しい。特に、兆しはあるがまだ自社が厳しくなりきっていない状態から変えていくことができるケースは稀有。だから企業の栄枯盛衰も歴史的に発生してきた。