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ケーススタディ:大塚家具 転落の主要因は何か?

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  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    自分もSPEEDA使いながらざっくり見てみた。
    定性要因は全くなく、数字だけですが…

    端的には
    ①売上減少に伴う粗利減少
    ②粗利減少に遅行した販管費減少→営業赤字化
    ③売上減に遅行した在庫減→一層の営業CF圧縮要因
    が伺える。

    ①売上減少に伴う粗利減少
    2007年までは四半期の季節性もあるのだが150~200億円/四半期の売上(LTM:Last Twelve Monthといい、過去4四半期分の数値を合計したものでは約700億円)。それが金融危機で減少して2013年くらいまでは130~150億円/四半期くらいまで減少(LTMで550億円)。2015年以降は、戸田さんが本記事で触れられているセール影響を除くと右肩下がりで足元は100億円を切るレベル(LTMで400億円)。
    それに伴い、粗利は2007年前はLTMで約400億円あったのがまず300億円まで減少。そして足元は200億円まで減少している。

    ②粗利減少に遅行した販管費減少→営業赤字化
    粗利から販管費(SGA)を引いたものが営業利益(ここらへんは、先日のNP編集部の下記会計記事が分かりやすい)。
    2007年まではその差し引きでLTMで約50億円弱の営業利益があったが、金融危機で2009~2010年はマイナス圏に。ただ2011年にはプラス圏に浮上。粗利の減少ほどではないがSGAも約50億円減少させた。
    しかし売上のLTMが2016Q2からズリズリ落ちて粗利も同様に落ちていったのに対して、SGAの緩やかは減少。上記で足元で年間ベースで粗利100億円減少していると書いたが、SGAは50億円しか減少していない。それがそのまま営業赤字につながっている。
    https://newspicks.com/news/3106388

    ③売上減に遅行した在庫減→一層の営業CF圧縮要因
    売上がピーク時から年換算ベースで300億円下落しているのに対して、在庫金額は50億円しか減少していない。運転資本については、取引先との関係が悪くなっていたり経営懸念なのか分からないが、買入債務が減り(=取引に伴う決済を昔より早く求められている)、合計金額ではあまり減少していない。

    比較的シンプルに、PLからも経営危機の状況と数値が整合している(2年で約100億円を営業レベルで損失をだし、そのあいだに現金が約50億円、投資有価証券が約50億円減少)。


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    金融・企業財務ピッカー / 京都大学大学院在籍

    戸田氏による”何が大塚家具の価値の毀損を招いたのか”分析。勉強になりますー


  • バイオベンチャー 経理部長

    大変勉強になりました!
    途中でカイジが出てきて、ザワザワしちゃうところに、戸田さんのお茶目さがちらりと(笑)
    戸田さん、ありがとうございました!


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