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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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Amazon is a leading online retailer and one of the highest-grossing e-commerce aggregators, with $386 billion in net sales and approximately $578 billion in estimated physical/digital online gross merchandise volume in 2021.
時価総額
0.00 円
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総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を首都圏中心に全国展開。総合スーパー事業では「アピタ」、「ピアゴ」も。居抜き物件も活用し地域密着の店舗開発。PBにも注力。
時価総額
2.54 兆円
業績
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楠木さんのいうように、一見非合理的に見えて芯を食っているストーリーが本物の戦略であるとするならば、ドンキホーテの「便利さより楽しさ」の価値を届けるというコンセプトはまことに芯を食っていると言えます。
普通じゃないデジタル戦略を目指すのであれば、ドンキとかはスマホというよりもうVRとかARを前提にした店舗設計とかにしてしまって、店内を巡ることそのものが異空間体験である、とかしたらめちゃくちゃヒットしそう。IKEAも家族での休日の郊外ショッピングモール巡りの代わりに「ライフスタイル・ブラウジング」を楽しむみたいな感じですしね。
ユニークで浸透しやすいコンセプトが大事であるとあらためて実感。
善と悪、陰と陽、これらが世界にそれぞれ別れて存在しているのではなく、両方あることがそもそも世界である、ということだと解釈しました。
合理があれば必ず非合理もあって初めて世界が存在するのだとすると、Amazonという合理が大きくなればなるほど、ドン・キホーテという非合理が大きくなる、と。これは、世界の真理を表しているとすら言えるのではと思います。
年内をめどに、アナログとデジタルのスーパーハイブリッド店舗を立ち上げる予定とのこと。
「ドンキホーテという魔境の中でスマホを使うと、とにかくドキドキワクワクするような色んなイベントが起こる、ということです」「例えば、普通は買い物をしないとポイントがつかないところを、ドンキの店舗内を500歩分歩くとポイントがスマホ上に落ちてきたり、メーカーがプロモーションしている商品の前にくると自動的にスロットが周り始めたり…」
デジタル側からリアルとの融合を図っているアリババやアマゾンに対して、リアルからデジタルとの融合を狙うドンキ。
売上1兆円を超え、三越伊勢丹を超える大きな決め手にもなるのではないでしょうか。
ドンキがどのようなデジタルインフラを構築してくるのか?
大いに注目です。
いま単独インタビューで、じっくりと取材させていただきたい経営者の1人です。
ドンキは体験なんですよね。こんなものがあった的な楽しみが耐えないのです。日本人は勿論のこと、観光できた外国人はさらに楽しめることでしょうし。合理化が進むからこそ、非合理なものが求められることも納得で、無駄が大切になると思っています。スポーツの場合は特に。