この本、素晴らしいですよね! 何年か前に読みましたが、忘れられない本の一つです。 取り上げられる市井の人々の描写もいいのですが、筆者の息づかいまで聞こえてきそうな、生き生きとした文体も魅力です。 筆者は山村を訪ね、村の人に案内してもらったり話を聞いたりするわけですが、お礼をするために、お米を渡したということです。 その当時はお米が通貨としての価値を持っていたんだなぁ、と思いつつ、そのための大量の米を、荷物にして背負って山道を歩く作者の健脚ぶりも印象的でした。 またぼちぼち再読しようかな。
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