[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が10日発表した2018年1─6月の貿易統計によると、対米貿易収支は244億ユーロ(283億ドル)の黒字だった。米国はドイツの最大の輸出先で、フランス、オランダと続く。1─6月の対米輸出は0.8%増の561億ユーロだった。

対米貿易黒字額は前年同期から1億ユーロ縮小したものの、国別では最も多く、トランプ米大統領が問題視している。

国際通貨基金(IMF)も、ドイツの貿易黒字は通商摩擦につながり、世界の金融の安定を損ねるリスクとなる可能性を指摘している。

1─6月の総貿易黒字は1215億ユーロで、前年から若干拡大した。

IMFはドイツ政府に、今年の支出を4%拡大するというメルケル政権が合意した水準以上に投資を拡大するよう要請している。

米国は中国、欧州連合(EU)、カナダと制裁関税の応酬を繰り広げている。ただ、米国とEUは前月、自動車への追加関税をいったん棚上げにし、貿易障壁の解消に向けた交渉を行うことで合意したことで、全面戦争の懸念は後退した。