[DATAで見るケータイ業界] 見えてきた楽天の基地局ネットワーク構成
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楽天のモバイルネットワークベンダーが決まった模様。Altiostar +NOKIAでCOREとRANを両方をオール仮想化で運用することになるのか。(データセンター側の物理サーバーはシスコ?)
データセンター〜エッジサーバーの仮想化でキャリアグレードの基地局を構築できるようになると(すでにsoracomがMVNOでは実装済だが)、基地局単体のコスト(アンテナ、RRU、サーバーのみでデプロイ可能)アーキテクチャ全体のOPEXも相当軽くなるだろう。BBU独自のモジュールとか一切無くなるので、基地局内のエッジサーバーでRAIDを組めば運用を自動化でコストを削減しつつ冗長性は担保できそうか。
将来的には自動運転とかで必要な超低遅延を担保するエッジサーバーの役割も仮想化して兼ね流のだろうか。お金の無い新興キャリアの大きな競争優位はレガシー設備に縛られない最先端の アーキテクチャを先導できること。 是非やりきって欲しい。
でも結局ボトルネックはオリパラ需要で人手不足の基地局建設工事だろうけど。
参考:仏OrangeのvRANデプロイ資料
https://multi-rat--network-terminal-function-virtualization-02.webself.net/file/si230266/download/2.%20vRAN%20ETSI%20workshop%20De%20Lannoy-fi4516387.pdf設備投資額が計画より抑制出来るのは、ネットワークの仮想化によるものと推測。
本文より引用
“ネットワークの仮想化は機器コストの削減もあるが、運用人員の削減、サービスデリバリーの柔軟性なども特徴としてあげられる”
5月にタレック・アミン氏がCTO就任後、ベンダーの選定がリセットされたとの事。元々採用予定だったベンダーが気になります。