モルガン・スタンレー、半導体株に警告-ハイテク株弱気論高める
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サイクル的には過去最高水準が結構長くにわたって続いているし、テックにおいてはサイクルの最後に見られる部品値上げが発生している。
ではサイクルが終焉するとしたときに、数年後にどうなっているのか?過去は、半導体においては資本体力が弱いプレイヤーが、サイクルが下向きになった時に耐えられずに撤退・破綻・再編などが起こることで供給サイドが調整するのと併せて、サイクルが下向きになることで値下がりして需要が喚起されて、2-3年で概ね需給バランスが残存者にとっては整ってくるという形だった。2007年がピークだった前回サイクルは台湾(Inoteraとか)や日本のプレイヤー(エルピーダとか、総合電機系の再編・縮小とか)が起こった。
今回のサイクルについて、半導体は中国が国策的に過去数年間力を入れている。ただ液晶とは違ってまだ生産量としてはそこまで出てきていない。おまけに国策だから資本力的な側面は一種無尽蔵。
どうやって調整をしていくだろうか。クラウドコンピューティング進出やIT投資、機械学習の躍進は循環的低迷の影響を多少相殺すると期待できるとして、エヌビディアやザイリンクス、アンバレラ、インテルなど有望な銘柄も