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米中経済戦争で米国は「肉を切らせて骨を断つ」

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  • 経済評論家

    米中は、ともに妥協できない全面対決へ
    喧嘩には2通りあります。戦う気は無いのに「殴るぞ」と脅して相手の持ち物を奪い取る場合と、相手を倒すつもりで本気で戦う場合です。日米等の貿易摩擦は前者、米中経済戦争は後者に似ている、と言えそうです。
    「中国は、20年後に米国から覇権を奪いかねない、しかも米国から不正に入手したハイテク技術を使って」という認識が米国で広がりつつあるようです。そうなると、「今のうちに中国を叩き潰しておかないと、米国が覇権を失ってからでは遅い」と考える人が増えてきます。
    そうなると、全面戦争です。中国も対抗措置を採るでしょうから、米国も傷つきますが、そんな事には構って要られません。「肉を切らせて骨を断つ」覚悟で戦おうとしているわけです。もちろん、現時点で全面戦争(軍事面も勿論ですが、本稿では経済戦争を論じています)になれば、米国が圧勝することは間違いありませんから、全面戦争を仕掛けるインセンティブは十分です。
    「米中が戦えば米国も傷つくのだから、保護貿易より自由貿易を選ぶべき」というのは経済学的には正しいのですが、米国の判断基準が経済学ではなく安全保障に移っているとすれば、こうした議論は虚しいのかも知れません。
    一方の中国も、メンツの国ですから売られた喧嘩は買わざるを得ませんし、国民の反米感情が高まってしまうと妥協は一層難しくなるでしょう。そうなると、全面戦争を止める力が働かず、行くところまで行くかも知れません。
    そうなると、米国としては、日本と貿易摩擦を起こしている場合ではありません。欧州とは「貿易摩擦は、ゆっくり話し合おう。それと並んで、米欧が協力して中国の不正に立ち向かおう」という事になったようです。そうなれば、日本ともそうなるでしょう。
    米中が徹底的に戦うと何が起きるでしょうか。世界経済は相当混乱するでしょうが、数年もすれば中国の工場がアセアン等に移り、何事も無かったように世界経済は平穏を取り戻すかも知れません。その間、中国経済は大混乱し、中国の政治も混乱し、それを嫌った中国の資産家や技術者などが大挙して米国に移住するかも知れません。
    そうなれば、「中国が経済面とIT技術面で覇権を握り、軍事面でも覇権を握る」などという話は消え失せて、米国の覇権が永く続くかも知れません。
    チョット極端な妄想ですが、頭の片隅に置いておいても損は無いと思いますよ。


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