アップル4~6月期最高益 32%増、スマホ高級化寄与
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注目のコメント
売上が前年比で17%伸びてるから最高益更新は当たり前なのだけど、史上最大規模の自社株買い政策もあって、EPSが同40%も伸びて売上と共に予想を上回った。iPhone販売台数は予想を下回ったものの、平均単価が724ドルと予想以上で、時間外で株価は3%強上昇
昨日のソニーといい「最高益」の文字をよく目にします。純利益を昨年より3割も伸ばしているのは本当にすごいと思います。フェイスブックなどの株価下落が話題になりましたが、アップルは、垂直統合型に近いハードを持ち続ける強みが再認識され、株価にもいい影響が出そうです。ただ、最高益は富の寡占、偏在も意味します。世界経済全体で考える時は、また別の問題を招来しそうです。
前四半期で77億ドルまで増加していた在庫は59億ドルに減少。通常3Qの在庫が季節性として一番小さく20~30億ドル。まだ正常化とまでは言えないが、減少はしつつある。
売上は全地域で伸びており、YoYで米州+20%、欧州+14%、中華圏+19%、日本+7%、その他アジア太平洋州+16%。
製品別ではすでにコメントがあるように、iPhone Xが伸びている。ただ個数ではYoY+1%に対して、売上はYoY+20%と、単価要因が大きいことが伺える。
営業利益率は23.7%。3Qは季節性として低いのだが、これだけ売れた割にはもう少し高くいっても良い気がしたのだがそんなに高くなっていないのは気になるところ。
株価はアフターマーケットで現在約+4%まで上がっている。