北朝鮮が新たなミサイルを開発か＝米報道

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注目のコメント

• 小川 和久

  静岡県立大学 特任教授

  ・2018年07月31日

  可能性１　北朝鮮は本気で ICBM と核の開発を継続している。
  
  可能性２　北朝鮮は米国の出方を見るために開発の動きだけを見せている。
  
  可能性３　北朝鮮は両方をにらみながら開発の歩みを進めている。
  
  可能性4　米国の情報当局は確証を掴んでいて、北朝鮮に非核化を促している。
  
  可能性5　米国の情報当局は、マスコミへのリークによって、かりに誤った情報によっても米国が軍事行動に出る可能性をほのめかし、北朝鮮に非核化へ向けての確たる証拠を示すように迫っている。
  
  正統派の分析からは少し外れるかもしれないが、可能性5というのは視野に収めておいて良いだろう。
  
  別のニュースでは、博物館らしい建物2棟を建設している可能性があるとのことで、核兵器と大陸間弾道ミサイル（ICBM）を保有した「国家としてのモニュメント」を残す形で非核化を進める可能性も捨てきれない。
  
  北朝鮮の動向に油断は禁物だが、熾烈な情報戦の一コマとして見ておくべきではないか。