「角のない牛」や「性成熟しない豚」を生み出す遺伝子工学スタートアップ
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注目のコメント
学生時は畜産学科でしたので除角も去勢もやりましたが、
どちらも重労働、そしてその後黴菌が入って死亡してしまう危険もある作業でした。
除角については残酷だと定期的にグリンピースや
愛護団体から非難の声があがっていましたが、
牛の角で飼育者が死亡する事故が実際にあります。
除角は子牛のときに成長点となる部分まで切断したあと
焼きごてあてて焼ききるのですが(ここが非難の対象)
まれにそれでも伸びてくる個体があります。
成牛になってからの除角は大変で危険な作業です。
牛は雌でも6〜700キロ、雄になると800キロあるのです。
去勢は陰嚢の下部を切断し睾丸をギッと引き抜きます。
この作業は男子学生がもっとも嫌がる作業でした笑
作業の現状考えると、
動物に苦痛を与えずあの作業もしなくていいのならと
思う自分もいますし、じゃあどこまで人間はやっていいのか
と考えると知識もなくて判断も出来ずですね
追記:ブラウンスイスさんが詳しく補足してくださっています。
たぶんこの種の非難はかかるコストや、もしこれで子牛や
飼育者が死亡事故などのなった時の損失額を明記すれば
ある程度の声は鎮まるような気もします。
除角するのは人間の都合だけでなく、牛同士の怪我を防ぐ意味もあります。
鶏のくちばしを切るのもたびたび非難の対象になりますが、
同じ意味合いです。
犬や猫の愛玩動物の去勢や不妊手術は理由があるから
大丈夫だったりするのに(実際疾患が増える)
経済動物だとものすごく非難してくる団体がいますが、
命に差がないのは一緒なのになあ。。。など
思ったりします。
経営的にも飼育している家畜たちが健康であるのは大事なことです。なんかその辺が曲解されることが多いように思います。大量生産、大量消費の行きつく先はこうなるよね。
企業の株主やオーナーにとっては利益や効率の方が、環境や動物の尊厳より重要だしね。
動物だけでなく、最終的には「長期的に何の安全保証もない得体の知れないもの」を食べさせられる人間もこの株主グローバル主義の犠牲になっていく。
家畜は人間に食べられるために神様が作ったというユダヤ教、キリスト教的考え方が根っこにある気がする。
何百年も食べられて来た伝統的な食事や数千年、数万年レベルの原始人食は歴史がその安全性を担保してくれているので、僕自身は積極的に食べるが、最近ポッと出の遺伝子組み換え食品や食品添加物などは極力避けていきたいし、子供には絶対食べさせたくない。種無し葡萄🍇はギリ許されるが
種無しスイカ🍉は許してはいけない
と中学の生物の先生が、授業中に言われました。
種無しスイカ🍉は遺伝子操作だからです。
遺伝子は神の分野だと言われました。