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火星の氷の下に湖が存在か 生命発見に期待高まる

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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    これはビッグニュース!もうあと一歩で液体の水の発見となりそうです。サイエンス誌(※)から発表がありましたね。火星を周回中の探査機「マーズ・エクスプレス」が火星の地表面を約三年間に渡ってレーダー観測した結果を分析してその結論に至ったのこと。

    レーダーから照射された電波を火星地表面の氷床に当てた反射波を分析するとなぜ液体の水の存在が分かるのか?電波は電磁波(光)であり、光は真空中と物質中で速度が異なります。もう少し言うと、光の速度は物質を特徴づけてる誘電率に強く依存するのです。真空中から物質に入射した時の光の屈折率や反射率は光の速度から計算できて、それらを分析すると誘電率(や透磁率)が分かるのです。それで、レーダーの反射光を分析して誘電率を見積もり、その物質が何なのかを推定するのです。今回の研究によると、この誘電率が帯水層のそれに極めて近く、液体の水が含まれてる層だと解釈したとのことです(※)。

    科学の発見はいきなり大発見!の前に一歩一歩こういった積み上げ的な研究があるのですよ。今後、液体の水の発見がなされたら、そしてそれに付随する生命体の発見がなされたら、それらは確かに世紀の大発見ですが、その発見のニュースの時にこういった研究を思い出してほしいものです。

    【※】http://science.sciencemag.org/content/early/2018/07/24/science.aar7268.full


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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    これまじ面白い!!!火星の南極の地下に巨大な湖があるかもしれないとのこと!!液体の水です!!もし本当なら世紀の大発見だぞこれ!!!!

    ところで。

    こういうニュースがあるとすぐ、「資源だー、金になるー、掘れー」という人類が繰り返して来た20世紀的思考になる人がいるけど、ちょっと立ち止まって考えてほしい。ここには生命がいる可能性がいる。ここが人類初の地球外生命との遭遇の場になるかもしれない。しかし乱暴な開発は火星の生態系を不可逆的に壊すかもしれない。まずは科学的探査が先。そこに何があるか、何がいるかを理解した上で、開発と保全のバランスを取るように利用していくべき。


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    火星の平均気温はマイナス43度。
    とても生物が住めそうもない環境ですが、実は温室効果ガスがなければ理論上地球の平均気温もマイナス16度にしかならず、地球が厚い氷に覆われた所謂全氷結時代にいたってはマイナス50度程度であったとされています。
    その時代に厚い氷の下にあった海に、辛うじて生きていたシアノバクテリアが環境変化とともに地表に現れ、大繁殖して大量の酸素を生成し、出来上がったのが現在の地球の環境だと言われています。(スノーボール仮説、異説あり)

    つまり火星にと全氷結時代の地球と同様、氷の下に海があれば、そこに生命が存在する可能性があるということなのです。

    実は、私たちは30億年前の地球の姿を、火星を通じて目の当たりにしているのかもしれません。
    夢のある話ですね。


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