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【1分解説】過去最高41.1度。ニッポンの灼熱地獄を徹底解説

NewsPicks編集部
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  • 国内航空会社 気象予報士

    今回監修と名前を載せていただきましたが、私が見せていただいたときにはほぼしっかりとしたフェーン現象の解説がすでに出来上がっていました。天気相談所でしっかりとした取材をされていたものと思います。
    草案では7/18の多治見を中心とした東海地方での猛暑を話題としていたところを、急遽本日の熊谷の最高気温更新に合わせてスライドを差し替えられていましたので、編集部の皆さんの動きの速さに脱帽です。

    ちなみにですが、7/18の多治見の猛暑は典型的な南風のフェーン現象ではなく、西風が鈴鹿山脈を吹き降りて発生したフェーンです。同様に今日の熊谷も、北風が越後山脈を吹き降りたことによるフェーンです。
    その日の気圧配置や風向きによりフェーンが発生する場所や仕組みが変わることがありますが、総じていうと内陸で海からの風が入りにくい都市は夏場は気温が上がりやすい傾向にあります。

    この猛暑をもたらしている高気圧ですが、これも特別珍しい現象というわけではありません。珍しいとすれば、先日の西日本豪雨もそうですが、同じ気圧配置が持続していることです。
    同じ気圧配置が続いてしまうのは、エルニーニョ現象と同じような、大気と海洋の相互作用が関係していると言われ、この夏については特にシルクロードパターンが見えていると気象関係者の間では話題です。しかしそのシルクロードパターンについても地球温暖化とどのように関連しているのかはわかっていません。

    今後については、日本上空を強く覆っていた高気圧が中国大陸と太平洋で割れる形となり、日本はちょうどその谷間になる見込みです。また、台風のたまごがすでに日本の南の太平洋にいくつか点在しています。今後は安定した晴れの天気というわけではなく、夕方に広い範囲で雷雨となるような不安定な天気となりやすい見込みです。雷雨や突風、竜巻といった災害に気をつけておく必要がありそうです。


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    アスエネ株式会社 気象予報士、防災士

    温暖化は確かに「今日熊谷で過去最高を更新した主要因ではない」。

    一方で「昔はこんなに暑くなかった。この暑さは異常だ」という人の感覚は、正しい。
    全国の猛暑日の年間日数は増加しています(統計期間1931~2017年で10年あたり0.2日の増加、信頼度水準99%で統計的に有意)。
    http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html

    1933年に山形市で記録した歴代最高気温40.8℃は、70年以上一位の記録を保持してきた。
    それが2007年に熊谷と多治見に破られ、2013年に高知県四万十市に破られ、そして今年2018年7月23日、また破られた。ここ10年ほどでどんどん記録が塗り替えられている。

    短期的な「今日の暑さ」「昨日の暑さ」の理由は温暖化ではない。
    でもスケールを長く考えてその一部として今日という日をとらえると、間違いなく温暖化のせいだと言えると思う。


  • フリー アナウンサー・キャスター

    今日埼玉・熊谷で41.1度を観測し、日本の最高気温を更新。
    嬉しくない新記録となりました。

    暑い。とにかく暑い。その言葉しか出ない日々が続いています。
    熱中症患者もかなり多く、厳重な警戒が必要なほどの気候となっています。

    解説にもありますが、この酷暑の原因は “ダブル高気圧”。
    簡単に言うと、お布団が2枚かかっている状況です。
    予報によると、この暑さも今日明日がピークとのこと。
    …あくまで現段階の予報ですが。

    ダブル高気圧のうちの一つ。
    太平洋高気圧は一旦徐々に日本を離れるとのこと。
    お布団が1枚になるので、少しは暑さも和らぐ…?と思いたいところですが、それでもようやく平年並みになるだけだそうです。
    暑いことには変わりありません…。

    ふと気になって、沖縄の気温を調べてみました。
    全国的に猛暑日に見舞われている今年ですが、驚くことに沖縄は猛暑日を記録している日がほとんどないのです。
    沖縄が避暑地!?と言っても過言ではないほど。

    いずれにしても、暑い日はまだまだ続きます。
    絶対無理をせず、体調管理を徹底するようにしましょう。


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