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コメント
注目のコメント
無数の日本企業が進出しており、たくさんの日本人社員が働いているタイ。匿名対談の後半では、日本人があまり考えたことがないタイ人の目線から、日本企業の「将来性」を語ってもらいました。それが想像以上に、自分も共感できる点があり、とてもおもしろかったです。
日本とタイは、どちらもユニークな自国文化があり、かつ自分の国が大好きというドメスティックな面が強いという点で、似通ったところがあるように思います。だから欧米のグローバル文脈とは違う、不思議な関係を築いてきました。
そんな彼らがみた日本の未来は、明るいのでしょうか。ぜひ本音前回のトークを読んでみてください。出てくる話はどれも日本国内の感覚と完璧に一致しますね。
いつも思うのはこれだけの親日国にしたキッカケはなんだったのか、と言うことです。歴史的な背景はともかく、自動車や家電が工場を建てたのは戦後ですよね。高度経済成長時代に様々な今の繁栄の基礎作りがなされています。本当にすごい先輩たちがいたんだと思う反面、それを食いつぶして偉そうな顔をしているその後の世代のだらしなさはないですよ。一番最後のパラグラフは、私が日々アジアでスタートアップ投資・育成活動をしている際に極めて頻繁に見られる事柄です。つまり、製造業クラスタはテックスタートアップを知らない、逆も真なり。エコシステムが出会わないのです。
「テクノロジー分野のスタートアップを生み出すのも、なかなか難しい。やろうとしても、どこか別の国やエリアでやっているビジネスモデルを、タイにも輸入しようという思考になるでしょう。」
といいますが、それはYes and Noで、たしかにその傾向は強いがコンテンツやオンライン決済など、テック系スタートアップで強い会社もうまれつつあります。
また
「ブロックチェーン技術を使って、そうした詐欺師のトランザクションを追跡できたら良いかもしれません」
こうも言われていますが、バンコクはいま、東南アジアではブロックチェーン/暗号通貨のクラスタ形成がいま一番進んでいる都市の一つである事をご存知ないように見えます。
アジア最大の産業である製造業、その牽引役である日本の大企業。そして現地で芽生えつつあるローカルテックスタートアップエコシステム。その分断、情報非対称をつなげることで、それこそ第四次産業革命、コネクテッドインダストリが実現すると信じており、その実現に微力ながら奔走する毎日です。