【第8話】超高性能スピーカーで50億円調達しましょう。

2018/7/21
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超高性能スピーカーを進化させよ

今夜、フォーカスする起業家は、NewsPicksオールスターズが「すでに賞金1000万円では全然足りないレベル」と評価した「脳に言葉を届ける音響テクノロジー」中石真一路さんです。
【挑戦者たち】あのスピーカーのさらなる可能性を明かそう
彼の発明品が<a href="http://u-s-d.co.jp/" target="_blank" rel="nofollow" target="_blank">超高性能スピーカー「コミューン」</a>。
すでに、難聴者向けに“聴こえ”の改善に効果を発揮し、ビジネスも順調に成長しています。
今夜は、この「コミューン」をさらに進化させるため、NewsPicksオールスターズとの製品企画会議の模様をお届けします。
この日、議論されたのは「コミューン」がこれから進化していくためにクリアすべき、2つの課題でした。

課題① デバイスの小型化

NewsPicksオールスターズが口を揃えて指摘したのが、「コミューン」を、誰もがどこにでも持ち運びできる小型サイズにすること。
さらなる普及には、デバイスの小型化は避けて通れません。
しかし、オールスターズの意見を聞いた中石さんの表情は曇ります。小型化の実現には、どうしてもクリアしなければならないハードルがあるのです。
それが「コミューン」に搭載された集音マイクです。
現行のコミューンに搭載されたマイクの優れた集音性能を残したまま、小型化することが技術的にかなり難しいと言います。

課題② 幅広い用途を訴えるデザイン

2つ目の課題は、プロダクトデザインです。
独自の高い技術が詰め込まれた「コミューン」の販売を、難聴者向けの福祉機器に限定するべきではないと、NewsPicksオールスターズは指摘します。
「イヤホンよりもヘッドホンタイプの方がかっこいい」と堀江さん。
前田さんも「装着してもダサくないものを作れば、一般にも広まると思う」と続きます。
幅広い用途を訴えるためにデザインの重要性を指摘するNewsPicksオールスターズ。
そんな中、独自の切り口からアドバイスしたのが、古坂さんでした。
「これ、アーティストにも売れますよ。」
アーティストを悩ませる突発性難聴
ライブなどで高い音圧をイヤホンから聞き続けるアーティストは、“耳の劣化”が一般人よりも早く進むため、プロの耳を守るために「コミューン」の技術が求められるはずだと言います。
難聴者だけでなく、耳を守りたいアーティストにも使ってもらうとなれば、これまで以上にデザイン性を追求する必要があります。
テクノロジーとデザインの融合こそが、「コミューン」のさらなる進化のキーワードと言えそうです。

「50億円を調達しましょう」

①集音性能を維持しながらの小型化②誰もが抵抗なく使えるようなデザインの改善
この日の企画会議で、今後の開発方針が見えてきた直後、堀江さんが突如、中石さんにこんな提案をします。
「巨大調達しましょうよ。50億円。」
これまで経験したことのないレベルの巨額調達に、一瞬、言葉に詰まる中石さん。
しかし、堀江さんの狙いは明確で、ある市場を狙い撃てば「コミューン」は世界を獲れると言い切ります。
一体、50億円を調達して、どんなマーケットを攻めようというのでしょうか。
そして、投資家から50億円を調達するためのプレゼン資料の作成を求められた中石さんは、今後、どんなビジネスプランを描くのか。
詳細は、今夜の「メイクマネー」第8話をご覧ください。

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<執筆:安岡大輔、デザイン:片山亜弥>