【独自】ブロックチェーンが果たす「アートの民主化」

2018/7/22
ブロックチェーン技術によって、アート市場の規模は格段に大きくなるかもしれない──
アート新時代の幕開けを予感させるある企業が、7月5日、東京大学エッジキャピタル(=UTEC、ユーテック)から約1億円を調達した。
その名は「スタートバーン」。
スタートバーンは、「インターネット時代のアート」をテーマに創作活動を行う美術家、施井泰平氏が2014年3月に立ち上げた企業。テクノロジーでアートの課題を解決することをミッションに掲げ、オンラインのアートマーケットの運営などを行っている。
今回の資金調達では、ブロックチェーン技術を用いたプラットフォームやネットワークを新たに立ち上げるという。
AWS(=アマゾンウェブサービス)のような既存のクラウドサービスではなく、独自のブロックチェーンネットワークでなぜ、アートの課題を解決したいのか。そしてブロックチェーンを用いて実現するアート市場の未来とはどんなものか。
NewsPicks編集部は、資金調達直後の施井社長を直撃した。