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森岡さんの「ゾンビ」という表現が秀逸です。森岡さんの論は、本で読んでも心と脳に響きますが、実際に直接お話を聞くと、そのインパクトがさらに強まります。9月19日のUZABASEカンファレンスでは、森岡さんに「日本企業が劇的に成長する方法」を熱弁していただく予定です。http://conference.uzabase.com/
"今の50代後半から60、70代の方々には、ゾンビが多い。"
ゾンビのいない業界はいいですよ。活力がみなぎって上しか向いてませんから。
でもそうやって得た活力というノウハウは古い伝統的な組織にも展開するべきだと思います。日本全体にもう一度活力を吹き込むには新しい産業の上昇エネルギーと古い産業の改革エネルギーのエンジン両輪が必要です
P&Gという大手にいたからこその大企業の鋭い考察。大手が悪いとは思いませんが、業務が細分化してしまい、自分の業務が売上に直結しないので、オーナーシップと危機感が持ちにくいのは事実。尊敬するような、優秀な人ほど大手に行くので、構造改革が進むことを願います。
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今、伸びている業界や会社には共通点があります。それは、顧客ニーズのことだけをダイレクトに考える世代が創業者であるということです。
ITなどのニューテクノロジーの世界が典型ですが、ゾンビがいないのです。ゾンビがいる業界の改革は一番難しい。ゾンビが、新しい発想の芽をつぶしていくのです。
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第一に、強烈な成功体験を持っています。
重厚長大産業、電機業界、自動車業界といった、作れば売れる業界の中で生きてきた人たちは、自分の成功体験が頭の中にあります。
だから、技術を顧客視点で生かすべき時代が来ても、マーケティングの必要性を認めないのです。「そんなカタカナは俺には理解できん」という反応になってしまいます。
2つ目の共通項は、まさに「自分が理解できないものは否定する」ということです。
自分と異なる考え方を取りあえず受け入れてみて、頭の中で咀嚼したり、理解したりしないのです。成功体験が強すぎるとこうなってしまう傾向があります。
3つ目は、究極にリスクアバースであるということです。
自らは既得権者なので、あと5、10年の会社員生活を逃げ切ろうと思っています。ちょうど団塊の世代から少し下ぐらいの世代です。
日本人の特徴、同調圧力。みたいですね。
中国人は空気を読まない、という記事を読み中国で働いていた夫に聞くと
「空気はめちゃくちゃ読む、ただし日本人との違いは同調圧力がないこと」だそうです。

日本で権限なくしてゾンビに立ち向かうのは労力の無駄、まぁ納得かな。最近は副業という選択肢もあるので外の空気を吸う機会を自ら作るべし。
自分も入りますが、40代半ば以上の人で大企業に働いている人はなんとか逃げ切りたいと思っている人が多いのではないでしょうか。僕らの世代が就職活動をしていた時、僕らの学歴では絶対に入ることのできなかった企業が苦戦をし、実際倒産までしています。

そうした周りを見ているので、自分だけはなんとかあと10年少し逃げ切りたいという気持ちを持つのもわかりはします。でも、そんな気持ちで働くひとが大ければ、この先改革などは望むべくもありません。

逃げ切りたいと思っていいる人も家庭、子ども、ローンなどがあるかもしれませんが、日本のこれからのためにと覚悟を決める時がきていると思います。
【否定と活用の関係性】
日本人は「同調圧力が強い」という表現ではなく、「同調圧力に弱い」(≒過敏である)という表現をされているのが特徴的。それを言い換えて、「自分のためよりも、人のための方が頑張れる性質を前提に組織を運営する」という仮説も、確かになあ。ついつい、「ここが日本人のダメなところだ!」とか「アメリカでは云々」みたいに、自己否定論に走りがちな日本の大企業の改革話だけど、否定じゃなくて活用をどうやっていくのか。

とはいいつつ、結論は「新天地」だったりもするので、難しいところではありますが笑 「一個人へのアドバイス」と「産業全体への提言」は違うと思うし、#2以降も楽しみな連載です。
組織論として、本質だと思う。
過去の成功体験と現在の外部環境の変化、日本人の組織における「周りを気にする」ゆえの良い面と悪い面、それらが組み合わさって、悪気はないのだが下記のような状況になっていることは少なくないと思う。

一方で、規模が大きくなるほど、組織プロセスの設計は重要だし、誰が何を決めているか分かりにくくなるのは、重力と同じくらいの自然なこと。
経営の役割として、見えていることで頑張ると、それが組織全体のメリットにつながるように設計をしていくことが最重要。Salesforceのザ・モデルとかは、その設計がとてもうまいと思う。あとはトヨタの自工程完結とかもそうだろう。

『誰が何を決めているか分からない組織では、基本的に、人の自己保存の本能が暴走しやすくなります。会社全体の利害よりも、個人の利害を意識的、無意識的に優先した行動を取る確率が上がってしまうのです。』
おっさんの親玉的な存在がゾンビになりやすいんでしょうね。ゾンビがいる可能性の高さとおっさんの数は正相関がありそうです。最近、日経ビジネスでも「カリスマと老害」って特集がありましたが、経営者の老害リスクをいかに排除できるかを経営者本人として、そして会社のシステムとして持つことが求められると思います。
『USJのジェットコースターななぜ後ろ向きに走るのか?』
を読んで以来森岡さんの記事は常に目を通しています。
頭蓋骨まで響くのは彼はいまは起業されましたがP&G、USJといわゆる大企業の中で個を尖らせ、会社の枠を超えて活躍するプロサラリーマンの走りだったからだろうな。
そういう人の記事ばかりレコメンされるいま、自分の志向がそっちにあることを知る。
森岡さんは、あった人を誰でもファンにさせることのできる凄まじい魅力のある方です。
お知り合いになれて本当によかったと思います。