増加する“息子介護”の現状とは?
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そもそも介護とはなにか、その認識が広く誤解されているように思います。ここがズレてしまうと、介護はただの悲劇にもなりかねません。今回の「PICK ONE」では、この点について詳しく述べたつもりです。
介護のプロたちが、なぜ、介護の仕事に人生をかけているのかについて、広く興味を寄せていただきたいです。そして、より多くの人が、介護のプロに介護の相談をしていくような社会が出現することを願っています。
介護の理想を知ったところで、介護の厳しい現実は変わらないかもしれません。しかし、理想のないところには、ただ、つらい現実があるばかりです。介護とはなにか。それは、仕事とはなにかという問いによく似ています。
お時間があれば、リンク先から、今回の「PICK ONE」の音源を聴いていただけたら嬉しいです。今後とも、よろしくお願い致します。酒井さん、ご出演ありがとうございました!
この特集記事を見たときに、介護を受けている母親の方から世話をさせて申し訳ないというような発言が出ていて、なんだか胸が締め付けられる思いでした。
介護は家族の世話の延長ではないし、プロフェッショナルな力を借りることに罪悪感を感じる必要もない。また介助される側も恥ずかしがらずに受け入れられるような社会の認知も肝心なのだと学びました。
早ければ早いほど打つ手があるのだから、家族の異変に早く気づくこと。今日は久しぶりに実家に電話してみようかな。介護は障害があっても「生きてて良かった」と思ってもらう為というのは、まさにその通りだと思います。
医療・福祉分野の目指すゴールはそこに集約されるといっても過言ではありません。
実際に現場の介護福祉士さんでもその認識に乏しい人がいるので、もっとプロフェッショナルな仕事ということを誇っていいと思います。
介護を受け始めるのが遅いというのは自分も感じています。
酒井さんがおっしゃっていた「先月2回転んだら介護の可能性がある」というのは的を得ていて、医療人からしたら月に2回転ぶというのは相当多い部類に入ります。
この時点で既に身体・認知機能の低下が予測され、放っておくと転んで骨折して寝たきりになるというケースも少なくありません。
そうなってからでは遅いので、「躓くことが増えた」「転びそうになることが増えた」という時点で何かしらの対処が必要でしょう。