日経平均は3日続伸、一時250円高 大引け前に失速し安値引け
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日経平均株価、TOPIXともに3営業日続伸。東証1部騰落銘柄数は値上がり932/値下がり1,094と売り優勢。業種別では上昇21業種/下落12業種。石油石炭製品、非鉄金属、電気機器、海運業、機械が高く、電気・ガス業、陸運業、水産・農林業、食料品、倉庫運輸関連が安い。東証1部売買高は15.2億株。東証1部売買代金は2.6兆円と11営業日連続で2兆円超。
為替、ドル円は円売り優勢。朝方110.8円付近でのもみ合いから、午後終盤まで円が売られ、14:25に111.20円。以降は円が買い戻され、15:20時点で111.06円。
日経平均は寄り付き22,215.34円、前日比+163.16円。前場寄りしばらくは上げ幅を拡大、一時22,300円を上回ったが、その後上げ幅を縮小し、前場中頃から後場中頃までは概ね22,230-22,280円のレンジでもみ合い。後場終盤にさらに上げ幅を拡大し、再び22,300円を上抜け、日中高値22,321.60円(14:29)。以降は大引けにかけて一転上げ幅を縮小、まとまった売り物が入り安値引け。終値(日中安値)は22,196.89円、前日比+144.71円。日経平均+0.66%、TOPIX+0.25%、マザーズ-0.62%、REIT-0.56%。
米株の強さを受けてもう少し行くかと思っていたが、引け直前10分で100円下落してこれくらいに収まった。ドル円も寄付きの時点で0.5円ほど円安になっていて、さらに0.3円ほど円安にはなったのだが…
業種別には、出光(+12.6%)・昭シェル(+9.65%)合意した石油石炭製品+5.39%、非鉄金属+1.49%、電機+1.23%など。マイナス業種もあるが、田ガス-1.89%、陸運-1.53%、水産農林-1.50%とディフェンシブが集まっていて、リスクオン相場。内需の弱さを記事は地震に紐づけているが、個人的には今更反応する領域ではなく、ファンダメンタルより資金の動きが要因のように思うが…
個別ではソフトバンク経由の自社株買いヤフーが+11.39%、エーザイは今日は落ち着き-1.49%。あとは要因が分かっていないが安川+6.36%、ジェイテクト+3.30%、オークマ+3.30%、日立建機+3.04%と機械系があげている。昨日下落した日産は今日は+3.79%で昨日の下げを大部分取り戻した。