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昨日の終値354円、現在の株価401円、そして買い付け価格360円。
株価が買い付け価格を上回るのは珍しい。どうしてか現在の株価のほうが約1割高いのか考えてみると、ヤフーが自己株を買い付けて償却をすればその分だけ既存株主の価値が名実ともに1割ほどあがるのを織り込んでいる?
ちなみにソフトバンクGの株価は+2.34%。

川上さんが張ってくれている開示資料の4ページが現状と今後の保有構造について分かりやすい。
現在はヤフー株を保有していない国内通信子会社のソフトバンク(ソフトバンクGやソフトバンクGジャパンではなく)が新たに保有するようになる。ソフトバンクの上場予備申請が昨日あったが、それも見据えた動きだろう。
上場するとしたときの売り出し比率は分からないが、例えば40%売り出しをすると、ソフトバンクGのソフトバンクを通した間接保有比率は12.08%→7.25%と低下し、ソフトバンクG全体では43.34%となる(現在は42.95%)。
https://newspicks.com/news/3159725
ヤフーの下落を救った形になったようだ
ソフトバンクとヤフーのシナジーとは何かはまだ示せていないと思うが、とりあえずでも株は上がった模様
しかしアルタバの保有率は高いままだし大勢は変わらないようにも思う、今回示したのはソフトバンクが主導してヤフーの成長を強化しようとする決意、と感じた
肝心の、ヤフーの意思は今どこにあるのだろう?
TOB価格は1株当たり360円とのこと。

リリースは以下
・ソフトバンク株式会社によるヤフー株式会社株券に対する公開買付けの開始
及びヤフー株式会社による自己株式の公開買付けに関するお知らせ
https://www.softbank.jp/corp/set/data/news/press/sb/2018/20180710_01/pdf/20180710_01.pdf
どうしてもHOWに目がいきますね…