「車載トップ10入りは電池で」、パナソニックが見せた自信

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• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2018年07月10日

  パナは、3月に大連の電池工場が稼働したが、本当にホワイトリスト入りできるか含めて、下記の言及が気になる。
  また、足元については米国向けが主とのことだが、電池は米中の関税対象項目となっており、その影響も気になるところ。
  『中国市場でEV向け電池を販売するには、1年以上の生産実績が必要となるため、中国でEVを販売できる電池メーカーの一覧「ホワイトリスト」に入るのは2019年3月以降となる。』
  
  冒頭に現在自動車メーカーは電池事業を持っていないとある。その通りなのだが、EVが注目を集める中で、キー部品。資本力では既存の電池メーカーより自動車メーカーのほうが強いし、現在の自動車と電池が分かれたバリューチェーンが続かないシナリオも考えたほうがいいと思う。
  パナは、トヨタやTeslaとのJVなど、基礎部分と各社専業といったその中間の形態で結構やっている印象。それも一つの答えなのかもしれない。キー部品ゆえに各社はコントロール下に置きたい一方、共有できる知見は使いたいだろうし。
  https://newspicks.com/news/3123464
  https://newspicks.com/news/3127591