村田製作所、基幹電子部品２～３割値上げ 18年ぶり
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コンデンサなどの需給が極めてタイトなことは、①などでPickしてきた。とはいえ、電子部品の世界で値上げというのは「異常事態」。基本的に値下がりをしながら、もっと色々なところで使われて、需要を広げていく産業なので。
プレミアム会員の方は、Webだと②からEBITDAマージンも見れる。売上増加しながら直近だと償却費を控除しても利益率は下がってきている。とはいえ、相当な高水準ではあるが…
①https://newspicks.com/news/3142298
②https://newspicks.com/company/SPD2CNKQ679QAZZO?t=chart値上げしても MLCC（積層セラミックコンデンサー）などは納期6ヶ月もざら。
EV需要急拡大で、各社取り合いになっています。
一般に一台のEVにセラコンは1000個以上使います。
1000台の車には100万個のコンデンサが必要です。
月の販売予測に対して1000台の上げ下げはあって当たり前ですが、それが月100万個コンデンサの購入に影響を及ぼすとなると、無視できません
1個でも欠ければ車の生産はできない、かつコンデンサの種類も多いため、単価安いとはいえ1個1000円の半導体よりも、確保が大変になります。
車業界はEVに対して、これまでの車業界の常識でジャストインタイムのような殿様商売で部材の確保をしていたら、たちまち海外勢に負けるでしょう。車載MLCCは、車載分野に強いTDKが、不採算製品を値上げではなく撤退で対応した事で、長期的に需給が逼迫しているのが大きいですね。
しかも車載向けは、要求される容量も仕様も信頼性もスマホ向けとは異なるので、増産も容易じゃない。
https://m.newspicks.com/news/1665604/
