三菱ケミと宇部興産、20年度に電解液事業を全面統合へ

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2018年07月07日

  リチウムイオン電池は化学領域で、素材が重要。電解液、正極材、負極材、セパレータが主要な製品で、電池メーカー（そしてその先の自動車メーカー）との特性のためのすり合わせが求められる。
  そのなかでの素材サイドでの統合。統合シェア12％以上となる見込みで世界首位に肉薄しそうとのこと。トップシェアでこれくらいのレベルというのは、まだまだそれ以外の他社含めて統合余地がありそう。
  ただ、下記見ると世界上位は中国メーカーが多い。電解液は、電解質を含む液体だが、電解質はフッ素系で取り扱いがなかなか難しく、ステラケミファや関東電化工業が作っていたと思う。こういったさらに上流の統合とかもあるだろうか？
  https://www.fuji-keizai.co.jp/market/17121.html