テーラリングの視点で読みとく、ZOZOの完全カスタムオーダーのキャパシティ。
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NewsPicksさんにPickしていただきました。
テーラリングの視点から、ZOZOの完全カスタムオーダーのビジネススーツのキャパシティを解説しています。
補正はテーラリングの中で最も難易度が高いのですが、求人情報を見るかぎりZOZOは「仮装装着シュミレーション」というものを使ってバーチャルでパターンを補正しているようです。
この精度がどれだけのものであるかは私には未知ですが、現状の仕上がりを見るとまだまだ改善の余地が多く残されているようですね。納品後の返品やお直しのリクエストが多い可能性があり大丈夫かな?と勝手に心配しています。
仕事柄もあり私自身、メンズファッションもclassical寄りのセグメントに属していますが、ZOZOがフルオーダーの"disruption"に挑んできたことを高く評価しており、これからのZOZOに期待しています。
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ご指摘いただいたので、記事内に「カスタムオーダー」各用語の補足説明を追記ました。「カスタムオーダー」「オーダーメイド」「フルオーダー」「イージーオーダー」「パターンオーダー」は和製英語です。
ZOZOは、フルオーダーレベルではないですが型紙はいじれますので「補正が入らない&生地や付属を選べないイージーオーダー」だと考えています。面白い考察ですね!ビジネス面ではなく、デザイン面でZOZO Suitsスーツを読み解く、と。
記事内にもあるように、写真を見るとウエストを絞り過ぎというか、ボタンの左右に不自然なシワがある人も多いですね。この辺りがIT系特有の「走りながら直す」感覚なのかもしれませんね。リアルな物が流れると、それなりにコスト高いというか、リスクもあるような気もしますが。
本格派のオーダースーツとではなく、量販系のスーツとの比較も見てみたいですね。フルオーダー、カスタムーダー、パターンオーダー、セミオーダー等の和製英語から、ビスポークやス・ミズーラ、メイドトゥメジャーに至るまで中々にに混沌としたスーツオーダーの世界。正直「言ったもん勝ち」状態です。
記事タイトルで「テーラリングの視点」を謳うのであればその辺りを整理して今回の【ZOZOビジネススーツ】はどの辺りに分類されてどういうレベル感の物なのかを解説していただければ有益な情報になるかもしれませんね。
ちなみに今回のテーラードラインを担当するZOZOさんの服作りチームはそこそこ驚く位結構なキャリアの人がいらっしゃいますよ。(僕はZOZOさんの中の人でもなんでもないですが笑)
【追記】
Nakazato様、私のようなただのいちユーザーの意見にわざわざご対応頂き、大変素晴らしい補足をありがとうございます。これからもblog拝見させていただきます!