イオン、海外金融で稼ぐ

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注目のコメント

• 鈴木 文彦

  大和総研 主任研究員

  ・2018年07月06日

  イオンは本業の総合スーパーが赤字で海外の金融事業、クレジットカード事業で儲けている。本業の赤字を本業に派生する副業の利益で補てんするモデル。鉄道もそうだ。
  なのになんで銀行は本業が赤字でやれ再編だ統合だと言われるのだ。貸出が本業なら証券運用も本業だ。（厳密にいえば本業は預金でこちらが赤字。貸出業務の利益で埋めている構図）。本業が赤字でも副業を増やして補てんすればいいではないか。不動産仲介、運用、商品販売でもシナジー効果がありそうなことはなんでもやればよい。銀行法を改正して副業を解禁するべきだ。
  預金業務を維持するために副業を規制していることは承知の上。それほど預金業務が公共インフラとして大事なら、その他の業務と切り離すか公的資金を入れて支えればよい。