【葉村真樹】業界を破壊するディスラプターが持つ「3つの原則」
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本日より5日間に渡ってイノベーターズトークに登場します。アカデミアでの講演がベースですが、講演自体は拙著「破壊—新旧激突時代を生き抜く生存戦略」(https://www.amazon.co.jp/dp/4478105588/)に基づいています。
講演では、もう少し、自分語りが多かったのですが(笑)、そこは本質じゃないと思い削ってもらいました。特に20-30代前半まで、どのような仕事をどのようなスタンスで、どのような考え方に基づいて関わっていたか、について語ったのですが(ここではマツダとTHE SUIT COMPNYを例として軽く挙げてますが)そこは連載では省いてますので、もしお聴きになりたい方は飲みにでも行きましょう(笑)。
さて、私が言うのも何ですが、この連載で語る議論は、大きく二つの意味で意味があると思います。一つは多くは様々な先人たちの学術的な議論に基づくものであるということ。二つ目はそれらは実際にあらゆる企業によって実践されてきているということ。マツダやTHE SUIT COMPNYはそうした実践の一例なのですが、マツダについては本連載の後半に語ります。
この講演の内容は、世の多くの「自己啓発系大好き」クラスタの方々には、小難しい上に何の直接的な答も与えられず、つまらないものかもしれません。ただ、そういう人たちこそ、有名人の「俺的生き方」に一喜一憂して振り回されるのではなく、確かな知識に基づき自分で考えることの重要性に気づいて欲しいと思っています。
今日から5日間、よろしくお願いしますmm普段、何気なく使っている言葉の定義から考え、本質的な部分に迫っていくというアプローチはワクワクしますね。根源的なものに立ち返ると方向性を見誤らないし、迷いがなくなり力強い推進力が得られると感じています。
※ “”内は本文引用
「技術」とは
“人間単体ではできなかった課題を解決するのが「技術」です”
企業とは
“その課題を解決した結果、解決策である「バリュー」を供給するバリューチェーンとして企業が存在し、やがてその領域に参入する企業が複数現れて、いわゆる業界が形成されていくのです”
一番大切なのは出発点だと感じました。
“最初にどういう問題を解決するのか。ここが大事であるにもかかわらず、その意識が今も弱いのが現状です”この視点は無かったけど、非常に面白いっす
>マクルーハンはメディアの定義について、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などだけではなく、洋服も家も車輪もメディアだと語ります。つまり、何かしらの技術を使って人間が作ったモノはすべてメディアであるということです。