【独占取材】プライバシーを気にしない、中国が「勝つ」という現実
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コジンスキー助教授、話し出したら止まりませんでした。
助教授はテクノロジーが進化して、それによりプライバシーが危険に晒されることが増えたけれども、「テクノロジーは99%社会の向上のためにある」と信じていると語っていました。
それはご自身が、ポーランド出身で、旧ソ連の衛星国だった時代、社会主義政権下で全てが統制されていた時代を知っているからこそなのかもしれません。
それにしても、Facebookからヘッドハントされるエピソードが物語るように、サイコメトリックスの研究者はシリコンバレーの企業からすれば、喉から手が出るほど欲しい人材。給与も0が7つ付く高額給与を提示されるはずです。
それでもコジンスキー助教授は企業への就職に興味はないのだそうです。
理由は「中に入ってしまったら、プライバシーに関するリスクについて話をすることもできなくなる」から。
社会に警鐘を鳴らすことに自分の役割がある、そういう姿勢に感動しました。
みなさま、二日間読んでいただき、どうもありがとうございました。
GDPRの衝撃。↓あたりが気になったところ。
- プライバシーと社会的な利便性が「トレードオフ」になる
- 新しい法律でかかるコストは、最後は消費者が負担する
- 中国やロシアはお構いなしでイノベーションが先行する
一方で個人情報を自ら売っている人もいたりするし、プライバシーを守るなんてことはすでに幻想でしかないという指摘はその通りだと思う。パーミッションドリブン。そのパーミッションをどう設計するか。
「AIに雇用が奪われる vs 雇用を守る」という議論があまり意味なくて、「AIをどうつくるか and どう使うか」というAIリテラシーの話をした方が意味ある(と個人的に思っている)のと同様に、データについても、「個人情報をどう守るか」という議論より「個人情報の扱いをどう自分自身で設計するか」という個人のデータリテラシーについて議論していった方がよいのではないかと思うプライバシーを気にしないのではなく、貧乏であり、大した金もなく、悪いことをなにもしていない。
ほんとうに金持ちで、汚職したりしている人は、ものすごくプライバシーを期にしている。