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Katoさん、ご指名は非常に嬉しいのですが有料記事のため1ページ目しか読めないのです…(ヽ´ω`)
なので本題をジャマしない範囲で、記事1ページ目を導入するためのコメントをします。

「神は素材に宿る」という仰々しいタイトルの連載が日経XTECHで始まりましたが…なんと第1〜6回までは「コンクリートを攻略せよ」という小テーマで取り上げるそうで!
まず何よりも、こんな風にコンクリートが大手ニュースサイトで取り上げられるのが非常に嬉しいです㊗️🎊

さて、今回の記事ですが。
国内のコンクリート開発において、気候の極点に当たる北海道と沖縄は非常に重要な地域です。
コンクリートの耐久性は実環境で使用して実際に確かめる(暴露試験)のが最も基本的かつ的確ですが、寒地条件であれば北海道、温暖かつ海洋(塩分)環境であれば沖縄の風土をクリアするというのは非常に大事。
(ちなみに我々研究者も定期点検の出張にささやかな観光気分が出るのがウレシイ)

そういった背景があるためかはいざ知らず、沖縄は先進コンクリートの適用例が多いのです。
国内で製造・販売される範囲で最も強いコンクリートは超高強度繊維補強コンクリートと呼ばれますが、これを利用したルーバーなどが沖縄では多数の実績があります。

この種の新しくて強いコンクリートがまずどこで採用されるか?
それは、上のルーバーなどまさにそうなのですが、建築物の「飾り」の部分です。
飾りというと少し誤解があるかもしれませんが、言い方を変えれば「非構造部材」ということ。
建築的には、「意匠性」のための部材と言ったところでしょうか。
高強度コンクリート最大の長所は死荷重を低減して構造物の長大化と高層化を可能にする事なのですが、建物の骨組みに真っ先に使われることは無いのです。
これは言ってしまえば新しい材料を採用することへの規制とリスクによるものが大きく、人によっては「もったいない!」と思ってしまうかも知れません。

でも私は、この様なコンクリートの使い方は結構好きです。
コンクリートという材料はどうしても、良くいえば重厚な、悪くいえば鈍臭いイメージを人々に与えます。
しかし、強度と耐久性に優れる高強度コンクリートは薄肉部材を可能にし、これを建築物の意匠部材に使うことで、今までのコンクリートでは実現できなかった軽やかで明るいイメージを我々に与えてくれます。
安田さん案件。
記事を読む限り、内部の構造材としては炭素繊維ケーブルが使われている?
にしても、どの建物も意匠が美しい~光がいっぱい入ってくる建物、幾何学的なファサード、とてもスキなのです!
なるほど。
サンクスポイントを使って、安田さんにこの記事読ませてあげたい、と思いました。