スペイン、開催国ロシアの鉄壁攻略できず。今大会初のPK戦で敗退【ロシアW杯】
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最後まで走りきって、守りきったロシア。まさにゴールに鍵をかけていました。
加えて、ただ引くだけでなく、スペインの攻撃スペースを限定しながら、4-4-2でハーフスペースを囲う守り方は初戦サウジアラビアから続けてきた形。これがスペインに通用したのはかなり大きいのではと思います。今後のハーフスペースを活用した攻撃パターンを消す策としてスタンダードになるのでは。いやー、フルタイムで見ていましたが。。
スペインはポゼッション優位でしぶとくパス回しを続け、相手のスタミナを奪って得点、の流れを終始狙っていましたが。。
ロシアのディフェンスの執念の凄まじさ。そしてほぼチャンスのない中で、PKを獲得してきっちり追い付く展開に。
流れが味方することも含め、ロシアの狙い通りだったのかもしれません。
これぞ開催国パワー。。お見事でした。しきりにメディアは書き立て続けていますが、親善試合等も含めて算出されるFIFAランクを基にした「優勝候補」という言葉がまるで意味を持たないことを実感させられます。
FIFAランク10傑
1.ドイツ→グループリーグ敗退
2.ブラジル
3.ベルギー
4.ポルトガル→ベスト16敗退
5.アルゼンチン→ベスト16敗退
6.スイス
7.フランス
8.ポーランド→グループリーグ敗退
9.チリ→W杯予選敗退
10.スペイン→ベスト16敗退
もちろん組み合わせの幸不幸はありますが、既にベスト10のうち半数以上が姿を消しました。日本も圧倒的劣勢が伝えられますが、勝負の世界は何が起こるかわからないことを、今日のロシアが改めて教えてくれたのではないかと思います。120分間走り続け、素晴らしい守備ブロックを形成し続け、隙あらばカウンターも目指そうとするロシアのサッカーは決してアンチフットボールではなかったと思いますし、その試合運びが結果に結びついたのだと思います。
ロシアに続けるか日本。明日、楽しみにしています。