この連載について
日本人に馴染みの深い高級車ブランド「ベンツ」。しかし、約130年前に自動車を発明したベンツは、今や単なる「高級車の代名詞」ではない。トヨタの10年先をゆく、独ダイムラーの「最先端」を正確に解剖するNewsPicksオリジナル連載。
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Based in Stuttgart, Germany, Mercedes-Benz Group makes premium and luxury passenger vehicles and commercial vans.
業種
自動車
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VUCAの現代において、フレネミー(Frienemy=Friend+Enemy)という、協力しながら競争する関係はもっともっと増えていくと思いますが、ここまで思い切って舵をきっているのも珍しい。
ビジネスのトレンドは、テクノロジーの台頭×産業・機能への応用×社会的価値観・潮流の変化のかけあわせで生まれてくると思っています。これまではディスラプトされる産業側はテクノロジーの台頭に対して守る防御線が中心だったのに対して、こういう産業界のビッグプレーヤーたちがテクノロジーを持つベンチャーに積極的にしかけていくケースは増えていくんでしょうね
テスラが出てきたときにも言われましたが、このままでは自動車産業がGPSや通信を握るテクノロジー企業の下請けに成り下がるという危機感でしょうか。
銀行業界でも徐々にこうした動きは出てきていますが、日本ではこれからですね。
高級車とは別の顔ーー「移動」全体を再発明するダイムラーを率いる破壊者の存在とビジョンが、よくわかる内容になっています。
予告編をあわせてお読みいただくと、よりこの記事がすんなり入ってきますので、そちらもぜひ!
ガソリンエンジンの時代を切り拓いたという矜持があってこその、ダイムラーの今後の戦略と自動車BIG5との競争は注目ですね。わたしも本特集で学んでいきたいと思います
1週間どうぞ宜しくお願い致します!
いつの間にダイムラーがこれほどのモビリティサービスを提供する企業になっていたのか、歴史を紐解いていくと、破壊者ディーター・ツェッチェCEO就任後にすべてが変わっていたことに気付きます。
解説の中では、近年、ダイムラーを追うように加速してきた、巨大自動車メーカーによるテック企業買収戦争についても整理しました。未来のモビリティの覇権を握るのは誰か。デザイナー砂田によるビジュアル完全解説をお届けします。
破壊と創造の歴史で、どうして未来のモビリティー事業の青写真を描くに至ったかに興味がある。
サラリと流しているが、クライスラーや本社でのリストラはドラマだった。
買収を通じて、ダイムラーが将来に向けての布石を着々と打ってきているのはわかった。
一方で、現在の好業績を支えているのは好調な乗車部門であることも紛れもない事実。
乗用車一つとっても十分将来のコネクテッドインフォテイメントに対応出来ているので、
その辺りのハイテク性にも目を向けて、それが将来どういう位置付けになるのか?
買収したモビリティーサービス事業との関係は?
という部分に興味がある。
ファクトの補足として、Daimlerの2017年12月期の売上1643億ユーロのうち、乗用車は910億ユーロと半分ちょっと。残りはトラックが342億ユーロ(約2割)、金融223億ユーロ(15%弱)、バンやバスなどその他商用syが168億ユーロ。
自動車メーカーはどこも答えを見つけ出せぬまま、それでも走り続けています。そんな中、答えを見つけないと動けない日本企業は生き残れるのか。これまで日本を支えてきた基幹産業だけに非常に気になります。
これから7日間で、ベンツと自動車の未来を丸裸にしていきます。よろしくお願いします。