この連載について
日本人に馴染みの深い高級車ブランド「ベンツ」。しかし、約130年前に自動車を発明したベンツは、今や単なる「高級車の代名詞」ではない。トヨタの10年先をゆく、独ダイムラーの「最先端」を正確に解剖するNewsPicksオリジナル連載。
日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
56.9 兆円
業績
Based in Stuttgart, Germany, Mercedes-Benz Group makes premium and luxury passenger vehicles and commercial vans.
業績
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欧米人は「メルセデス」と呼ぶ。
と、ここまでは車のブランド名「メルセデスベンツ」の話。
カーシェアリングやタクシー配車サービス、トラック、バスなど全ての事業を含む場合は、会社の正式名称「ダイムラ-株式会社(Daimler AG)」が正しい。
だから、これは「ダイムラー」の話。
90年代に電子化に完全に遅れてた時代によく仕事をしていたが、今や主力車のほとんどに全面液晶パネルディスプレイを採用するなど、超ハイテク自動車会社に生まれ変わっているダイムラー。
今後の記事が楽しみです。
冗談はさておき、トヨタが今年モビリティサービスに脱皮すると述べた、その10年前からモビリティサービスに取り組んできた企業こそ、メルセデスベンツを抱える独ダイムラーです。
彼らはなぜ機動的に準備を進めることができたのか。ベンツを知ることは、トヨタの未来を知ることにも繋がるはずです。
素晴らしいですね。クラウドが変えたのは物理サーバか仮想サーバか、ではなく、ビジネスモデルを変えた事。ソフトウエアとハードウェアをSaaS(software as a service)にした事だと思っています。車だけが変わらないと思う方が難しい。
これはベンツ(Daimler)が生み出したコンセプトで、Connected、Autonomous、Shared、Electricの4つの言葉の頭文字を組み合わせたもの。これからの自動車にとって重要だと考えているもので、今はベンツ以外の文脈でも見かけるようになってきている。
自動車産業は世界的なもの。どうしても日本にいると日本メーカー中心に見がちだからこそ、どんな内容が出てくるか楽しみ!
本記事でもmytaxiやcar2goについて出ている。
モビリティなど自動車産業を取り巻く変化の中での動きもベンツの動きは面白い。
ただ、個人的に、マリオのCMなど、日本でも若い世代への訴求を強くして、ブランディングを少し変更し、車離れに真剣に向き合ってる姿に好感を持っています。
その男は何者なのか、一体何を目論んでいるのかを特集の後半で紐解きました。
ぜひご一読ください!
自動運転技術の技術とカーシェアリングの文化が進めば、自動車は保有するものではなく町中で消費するものに変わるのではないかなと思っています。
自動車メーカーとしての存在よりも、あらゆる移動を提供するサービス会社という形態に変わっていく様はとても興味深いです。