NewsPicks「おっさん」騒動について思うこと(2)/「おっさん」だと「中年男性」しか想起できないでしょ
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注目のコメント
その通りですね。
「【「おっさん」と聞いて一般に想起される層】と、【記事における「おっさん」の定義】が乖離しているから不要な炎上や議論が起きたというのが、今回の騒動でしょう。わざわざ記事で補足しないといけないタイトルの付け方が適切とは思えませんし、もう少しマシなワードはあったんじゃないでしょうか。
むしろ、「さよなら、おっさん。」としてしまうくらいなら、「さよなら、時代遅れの皆さん。」とか「さよなら、害悪ども。」とか「さよなら、蛆虫。」の方が遙かにマシだったようにすら思えます。」NewsPicksが定義する「おっさん」は、テキスト変換で「老害」に全置換しても成立する。
実際、社内のコピー決めの会議で「さよなら、老害」というコピーが、より"攻め"象限の候補として挙げられていても全くおかしくない。
「おっさん」は「老害」に比べれば微温的なワーディングだが、実際のところ伝えられるメッセージはほぼ同じものと言える。
こういったスタンスの対極にある人へのインタビュー記事をかつてNewsPicksがオリジナル記事として挙げていたので言及したい。ファンベースの考え方を述べた、さとなおさんこと佐藤尚之さんの記事だ。
https://newspicks.com/news/3039265
【佐藤尚之】これからの企業に「ファンベース」が不可欠な理由
この記事で印象的だったのは、さとなおさんが「ロイヤルティ」とか「刈り取る」といった言葉を使うのは避ける、というようにワーディングに非常に意識的であることで、この記事の極めて高い納得性の背景にはこうした意を尽くすさとなおさんのスタンスがあることは明確である。
「おっさん特集」ではないNewsPicksオリジナル記事のおすすめとして広く読まれてほしい記事。あらためてこの時の特集タイトル見たら「コミュニティビジネス最強時代」なのね。いろいろと何ともまあ複雑。『おっさん』(これはただの記号や音です)と書いて
「新しいことを学ばない存在」(これは内容です)と読む
・・・みたいな…。
#シニフィアン #シニフィエ #シーニュ