トヨタ、手探りの配車サービス投資 ソフトバンクが「陰の主役」か
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手探りだろうが、投資効果が見えなかろうが、消極的な理由でやらざるを得ないのが既存大手勢力です。その意味で正しいともいえるし、古今東西の典型的で凡庸な大企業とも言えます。
IBMがPCでAppleに、Amazonがウォルマートにやられたのと同じです。遅れるほど大枚をはたかねばならず、先日ウォルマートはインドのECに2兆円払いましたが、とはいえ初期段階で取り組むことができないのが、イノベーターのジレンマたる既存勢力であることは既にアカデミックにも実践上も結論が出ている話です。
対してソフトバンクは投資業なので時々のネクストフロンティアに投資していれば良い分ディスラプター側と利害が一致し、既存勢力とはコンフリクトする構造が基本です。ただしアンビバレントな現代においては呉越同舟やバトルロワイアルが当たり前なので、トヨタとソフトバンクを単純に競合関係としてみるのもまた事実に即しません。今日も国交省自動車局旅客課と1時間話しました。国内でライドシェアを解禁することには「極めて慎重」でライドシェア鎖国を解く「議論を始める考えはない」と改めて強調されました。日本がライドシェア鎖国を続けている間に、利便性の機会損失だけでなく、イノベーションの妨げにもなることを承知しておいてもらわなければなりません。
法律を変えられない国に成長は無いと思う。
トヨタが新しいサービスを日本から商売する理由もない。
トヨタなどの世界的企業は、
成長するために法律を変えない国を相手にしないで、
成長する国で新しい技術やサービスを試し、
成長する国、市場で商売すればいいと思う。