この連載について
日大アメフト部の危険タックル問題、財務省次官のセクハラ問題
……etc.「日本型タテ社会の構造」が引き起こした問題が
続々と表面化している。これら問題の根幹は権力を握る者、意思決定層が
“おっさん“により独占されており、おっさんのおっさんによるおっさんのための社会が作られているからではないかーー。NewsPicksは「脱・おっさん社会」を導くため、今、訂正を余儀なくされている日本型タテ社会の問題について考察してゆく。
この連載の記事一覧

【熱弁1万字】経団連中西会長、おっさんなんて、いない
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女性CEOが25%減。アメリカ大手企業で何が起きているのか
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【激論】日大アメフト、選手はなぜ監督にNOと言えなかったのか
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【新定義】おっさんは、オッサンのままで幸せなのか?
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【はあちゅう】私のなかにも「おじさん」はいる
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【松本晃】おっさんよ、人間は「1秒」で変われる
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「おっさん社会」が日本を滅ぼす
NewsPicks編集部 3481Picks

【完全図解】「おっさん社会」を打破する5つの方法
NewsPicks編集部 2510Picks
個人的には以下の部分が正鵠を射ていると思いました:
貴重な20代を、バブル景気に浮かれる世の中で「会社のなかで適当にやっていれば別荘くらいは持てるようになるさ」という気分の中で過ごしてしまったというのは不幸だったとしか言いようがない
私は30代のど真ん中。物心ついた時にはバブルは崩壊し、10代の半ばには山一證券の破綻を報じるニュースを見るにつけ、子ども心に「レールに乗っていてもろくなことにならんな」と感じていました。
就職後にはリーマンショックが起き、日々飛び交う同僚の退職メールを見るにつけ、その時々の景況に左右されるプロジェクトベースの仕事の難しさを実感しました。
なにより、大企業のコスト削減プロジェクトで、共に働くクライアントの現場担当者がプロジェクトと組織の板ばさみになり、追い込まれていく姿を見るにつけ、「大きなパイ・古いシステムを無理やり維持する仕事よりも、パイを生む仕事、パイを大きくする仕事に取り組みたい」という思いを強くしました。
就職後のこうした体験から、多分に影響を受けていると感じます。
例えば駅での暴力、暴言が50.60代が多いというデータについて。
こちらがおそらく原典です。
http://www.mintetsu.or.jp/association/news/2017/07/03/News-%E5%85%B1%E5%90%8C29-%E2%91%A1%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E7%94%9F%E4%BB%B6%E6%95%B0%E3%83%BB%E7%8A%B6%E6%B3%81.pdf
・そもそも駅構内の暴力発生件数は2011年をピークに減少を続けている。
・50.60代比率は確かに多いが、比率が増えているわけではなさそう。≒昔からそうだったor長期時系列で増えてたとしても人口比率の問題では?
という感じがします。ちゃんと調べてないので断言はできないですけど、単地点のデータや日大などの極端な事例だけで「中高年世代が以前に比べて劣化した」というのは流石に少し可哀想だなと思います。
また、だいたい、10代で受けた影響が大きいが、われわれでいえば、漫画、アニメであり、ハレンチ学園(殆どの小学校で、スカートめくりが流行)、巨人の星(スパルタ、根性、無意味なウサギとび)もあった。また、受験の試験携帯や予備校熟も大きい。
10代まででハード、10代から20前後でOS、20代後半からアプリ。OSやハードを変えるのは難しい。アーキテクチャーだから。
あと、自分のポリシーとして、スマホは嫌いだ。社会がスマホを前提として、強制しているような圧迫感がある。駅などでスマホを見ながら、歩く危ない行動などマナーの問題、また個人情報問題、さらに、シニアには字が細かく見えずらい。多くの問題点があるのに、社会的に問題視されないのは、儲かって対策しているからだろう。ケータイの初期は電波の問題、その他、指摘されたのに、ハイテクを使うかどうかは、個人の選択であり、その選択で劣化だとか、言われても困る。私は、今の世は、凄く窮屈、息苦しい。昔の方が、自由があり、放言でき、開放感があった。今は、リアルな社会では、ニコニコ、建て前、ネット社会では、匿名で悪口、陰口、批判。大学でも多いなあ。
シニアになると体の老化、脳も老化し、変革しにくくなる。変革できない、オッサンは、生きる権利がないのか?
「劣化」というとらえ方自身が、効率主義、単一的であり、多様な価値観を受け入れない、大量生産的、軍国主義的、差別的発想ではないのか。
我々?「おっさん」は、心と頭が不自由な人、と再定義され、手帳でももらい、割引サービスが欲しいな。
「非オッサン」=若い世代によい社会を引き継ぎたい・残したい。このままでは、日本はダメになるから何かしら動きたい。
自分達が今の会社で働いている”残り数年”のことだけを考えているオッサン、多いと思います。
いつも不思議です、定年退職後もそれなりに長いのにその後の社会のことは考えないなんて。。。人生が会社中心だからでしょうか。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 』の著者でもある山口さん。本記事では触れられていないが、上記の著作の中で、優秀な「エリート」と呼ばれる人たちほど、ともすると不祥事を起こしやすいという構造を説明しています。
リーダーに求められる「誠実さ」というのが、「与えられた規則やルールに実直に従う」ということではなく、「自分の中にある基準に照らして難しい判断をすること」であるというのは、読んでいてとてもささりました。(「『悪』とはシステムに無批判に従うこと」というハンナ・アーレントの主張もあわせて)
20代で大枠できあがったOSをどうやってアップデートできるのか。特に、強烈なストーリーの中でOSをつくった現在の50-60代。自分の中で革命を起こすのは難しいですから、やっぱり良い外圧をもらい続ける仕組みを自分の中で早くからつくっておくべきなんでしょうね