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本日より、7日間連続で「さよなら、おっさん社会〜日本型雇用の終わりの始まり〜」という本特集がスタートします。

「おっさん」とは中年の男性を指すのではありません。NewsPicksでは、古い価値観に凝り固まって新しい価値観に適応できない、 過去の成功体験に執着し既得権益をふりかざす、序列意識が強くて自己保身的、よそ者や序列が下の人間に対して非礼など、一言で言えば「新しいことを学ばない(アップデートしていない)」存在を“おっさん”と定義しました。

ですので私にも、多分に「おっさん」的要素があります(特に若い会社にいるため、いつも老害になっていないかヒヤヒヤしています)。自戒の意味も込めて、特集を制作しております。

RIZAPのCOOに就任なさった松本晃氏は(明日本特集にご登場くださいます)、孔子の「学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)」(学んでも自分で考えなければ駄目で、一方で考えるだけ学ばなければ、誤りをおかしやすい)という言葉がお好きだそうですが、まさに、学び、自分の頭で考えることが「おっさん化」を防ぐのかもしれません。
7日間どうぞ、よろしくお願いいたします。
おっさんは年齢性別関係ない、と定義をして和らげていますが、先日の「おじさん目線」というタイトル付けで炎上したように、基本は中高年男性を頭においているのは明らか。

「おっさん・おじさん」については、先日産業医の大室先生が言っていたのがめちゃめちゃ腑に落ちたのですが、「年齢×性別」のレッテルって今の世の中、一般的には忌避されるものになっていて、例えば「女なのに」とか「おばさんが」とか言ったら一発アウトでも「おじさんが」は許される空気がありますし、自分も使ってしまいます。これは「おじさん」が社会的にはやはり強者だから「弄っても良い」という空気が醸成されているから、という説明はなるほどー、と思いました
会議論、年功序列、組織のあり方、セクハラ、パワハラ…働き方だけでなく、社会のあり方と問題は、いつも「おっさん」と共に。

ちなみに、男女共に「旧来型のおっさん道」を進むにしても、
学習、進化しながらの「“敢えて”のおっさん芸」か、
芸風でも何でもないストップしている「“ただ”のおっさん」かには大きな違いが。

そもそも、80歳、90歳まで働くとしたら、40、50何てまだ少年ですから、そこでストップして「壊れたラジオ」になっている場合ではありません。

(でも、そんな「壊れかけのRadio」は音楽で楽しみたい、「カラオケはいつもT-BOLANだぜ!」という方は27日のテレ東音楽祭生放送をぜひ!あと矛盾する様ですが、テレビではバイプレイヤーズ、おっさんずラブ、出川さんと「おっさん」がヒット中)
よく言われることですが、新卒一括採用、終身雇用、年功序列を基本にした「メンバーシップ」型の日本型雇用システムの制度疲労の限界がいたるところに。

つい最近、「経団連、この恐るべき同質集団」という記事が日経新聞から(!)出ていましたが、まさに究極がこれかと。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31995500Q8A620C1X12000/

同じ方向を向かって一致団結して同じ価値観で頑張っていれば成長できた1970年代以降の高度経済成長期から時は経ち、技術的潮流や社会的価値観が圧倒的なスピードで変化するVUCA時代において、日本の組織はいかにして変わっていけるのか。

何はともあれ、「40歳サバイバル」のときと同じくらい楽しみな特集。
これは楽しみと同時に自己内省が進みそうな連載ですね。
とりあえず、年齢でなく新しいことを学ばない旧態依然の方という定義らしいのでそれを踏まえてコメントするようにします。

年齢的にはおっさんの領域に入っていますし、過去の成功体験は捨てたくても無意識のうちに残ってしまうときがあります。ただ、せめて「学び続けること」と「新しい方のチャレンジをジャマしないこと」の2つは守ろうと考えています。
結局新しいことに関心を示さなくなると人は急激に老けるということだと思います。まさに以下が言い得ていると思います。

古い価値観に凝り固まって新しい価値観に適応できない、 過去の成功体験に執着し既得権益をふりかざす、序列意識が強くて自己保身的、よそ者や序列が下の人間に対して非礼など、一言で言えば「新しいことを学ばない(アップデートしていない)」存在を“おっさん”と定義する。
「さよなら、おっさん」をしないと、日本経済も日本社会も、とめどない衰退に襲われるという強烈な危機感があります。誰の心の中にも巣くう「おっさん」的なるもの。それを認識し、「さよなら、おっさん」と自己に問いかけることが、おっさん化を防ぐ処方箋となるはずです。私自身、肝に銘じます。
私のようなおっさんは怖くて読めない特集ですね。メディアの記事なのでコンセプトや論旨を云々しませんが、一言でいえば、この問題はガバナンスをいかに一つ一つの組織で丁寧に作るのか、そして再チャレンジが可能な社会保障制度をしっかり整えるのかにあると思います。
自分の世代を振り返って考えて見ると、守るべき家族ができた時が分水嶺で、それ以降は立ち回りが保守的になり長いものに巻かれる人が一気に増えました。この子育て世代が活力を維持できるかが鍵だと考えます。
江戸時代は、隠居してから、イノベーションをおこした平賀源内、伊能忠敬などがいる。
私は運動部にいたが、そうではなかった。昭和のオッサンは、問題も多かったがいいこともあった。平成のオッサンが劣化しているように思う。

大学も、教授になることがゴールな方が多いような。本来はスタートなのに。
これは、かつての東大合格もそうで、東大合格がゴールになると、東大オッサンになってしまう。

自分の場合は、結果的に、10年毎に、仕事を変えてきたが、これが、まだ劣化を防いでいるかもしれない。あと、数十年。
何かと対立軸であるとか、わかりやすさを求めるあまり本来の意味からかけ離れたワーディングをしている気がします。言いたいこと自体は否定しませんし、むしろ共感すらしますが、その打ち出し方の色の付け方が新しい経済メディアを標榜しながら、どうしても過去との訣別には至っていないように思います。わかりやすさとかシンプルさ、キャッチーさを突き詰めたい気持ちはよくわかりますし、その方が記事も結果として読まれるのでしょうが、本当に変えたいことが変わらない気がしますね。
この記事で示唆するような変わりたくない「おっさん」はこういう記事読んでも読まなくても「俺はおっさんじゃない」って思ってるでしょうし。
この連載について
日大アメフト部の危険タックル問題、財務省次官のセクハラ問題 ……etc.「日本型タテ社会の構造」が引き起こした問題が 続々と表面化している。これら問題の根幹は権力を握る者、意思決定層が “おっさん“により独占されており、おっさんのおっさんによるおっさんのための社会が作られているからではないかーー。NewsPicksは「脱・おっさん社会」を導くため、今、訂正を余儀なくされている日本型タテ社会の問題について考察してゆく。