「経団連」は今すぐ中田英寿氏を招聘しろ(横山信弘)
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注目のコメント
経団連の同質性は日本企業の同質性の表れ。
新卒一括採用で終身雇用。それが長く続く日本ではそれをしてきた人達が大きな派閥のような状態になる。中途採用で異質な考えを持つ人を受け入れやすい集団にはなりにくい。バイリンガルの留学生を受け入れる動きもあるが、そういう人達が活躍できるということは自分たちの存在が脅かされるということも意味する。
日本企業で顕著なのは外国の子会社での経営を日本人が握ってしまいがちな点。現地の事情が分かるその国の優秀な人がトップになることは少ない。
日本企業はなまじっか強かったりするので、よほど経営が傾いて海外企業に買収でもされない限りは体質改善が難しい上に、日本ではクビを切りにくいので社長が外国人になっても簡単に多様性が実現はしない。
それに企業は構造的に高齢化する。
リクルートみたいに外に出す仕組みを最初から入れなければ必然的にそうなる。「クレバーな異質」という表現面白いです。
性質上、同質性の高い集団は自分と違う人を受け入れ難く視野が狭くなり、
自分が今までいた集団でも明らかで、自己満足で終わることも少なくないような気がします。
もちろん同質性の高い集団のパワーは
時と場合によっては計り知れないものがあると思いますが
今回の例は、時代の変化に対応できず弊害を及ぼしていくことは明らかです。
「人々がより豊かな経済活動を行える環境を創る」という目的に置くと
多種多様な「クレバーな異質」を受け入れて議論をし
在り方自体のパラダイムを変えにいく時期に入っていることを
同意します。
その際に立ち位置的に組織の権力者が経団連を担うのではなく
シリアル・イノベーター的な立ち位置の方々が経団連を担えるような(今回でいくと中田さんのような人)
体制ができたら非常に面白いと思っております。