サッカー女性解説者「炎上」=W杯日本選手名間違い中傷も-ドイツ
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注目のコメント
長文になりますが、この記事をyahoo!トピックで見て、ヤフコメの批判具合を見て、思うところがあるのでコメントします。
選手の経歴を間違えて紹介したことは、失敗は仕方ないので放送中に訂正すればれいいだけの話だと思います。
間違えない方がいいに決まっていますが(特に自国リーグのことなので)、32ヶ国参加しているW杯ロシア大会にて全ての情報を正しく伝えるのは放送する側としては至難の技だったりします。無難な情報だけ伝えるので良ければ間違いは少なく済むと思いますが。
大迫を「オオサカ」と呼び間違えたことについて、プロ意識がないという批判が多く散見できます。
少し話は違うケースになりますが、元バルサで現在アルサッドにいるチャビは、かつて「シャビ」と日本では呼ばれていました。今でも一部では呼ばれています。
正しい発音は「チョコレートの『チ』と同じ発音」とご本人が言うように、チャビです。それを間違えて発音したからとらいって叩かれるようなことはないでしょう。
長友選手の元チームメイトでもあるスナイデルも然り。シュナイダー、スネイデルなとなど呼び方遍歴は華やかです。
それをスペインやオランダで「名前を間違えている!なんてプロ意識のない解説なんだ!」とは話題になりません。
要は、単に発音の間違いなだけです。ましてや日本語は発音しづらいと思われます。
間違えるのは良くないけれど、最終的に視聴者のみなさんに伝えたいことが伝われば放送として私は成功だと思っています。
サッカーの業界に女性として長くいて、思うところや男性より気をつけなければいけないところは正直何十倍もあるというのが実感です。それは視聴者のみなさんからのリアクションだけではなく、現場レベルでさえもです。
でもそれは日本特有の文化なのかと思っていた部分がありました。
なので私は今回この記事を見て、非常に落胆をしたわけです。
でもそれ以上にヤフコメを見てこれらの意見がマジョリティなのだとしたら、恐ろしいです。
間違えたからといってプロ意識がないわけではありません。
プロ意識を持っていても、一試合の中継のために何時間もかけて準備をしたとしても、生放送という現場はミスが起きることがよくあります。
誰だってそうでしょう。
プロの選手が一発本場で失敗したとしても、誰が「プロ失格」と批判できるでしょうか。それと同じことです。記事の本題から外れますが、ドイツの試合中継は「実況1人」でやるスタイル。すなわちノイマン氏は「解説」ではなく「実況」。実況アナウンサーが選手の所属クラブを間違えたというミスです。男性の実況も間違えることが多々ある。日本のW杯番組に起用されている女性司会者も同様に、温かい目で見ることが必要かなと思いました。