職場での「いじり」が知らぬ間に被害者を深く傷つけている - ニュース3面鏡
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厚生労働省はパワハラを6類型にまとめています。
1.身体的な攻撃
2.精神的な攻撃
3.人間関係からの切り離し
4.過大な要求
5.過小な要求
6.個の侵害
詳細はこちら
https://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/foundation/pawahara-six-types/
アンガーマネジメントでは怒ること、叱ることは全く問題としていません。ただ、叱る時にOKなものとNGなものがあります。
OK:事実、結果、行動、行為等
NG:思い込み、能力、性格、人格
例えば、遅刻をしたという事実を叱責することはOKですが、「だらしがないから遅刻をするんだ!」といったような言い方はNGになります。
いじりに関しても同じことが言えますね。思い込み、能力、性格、人格といったものを対象にしているようであれば、それはNGということになります。ハラスメント研修をするときによく言うのですが、
前提として、
1 相手の性別や容姿に起因する言動は、ハラスメントとみなす。
2 反復・継続の度合いと過失は比例する。
簡単な見分け方を書きます。
その言葉を発したあとのリアクションで
・無言
→ハラスメントの可能性がきわめて高い
・2倍以上のセリフ、発話者への切り返し
→防御本能が働いているが、危険な兆候
「自分が思ったリアクションじゃない」と思ったら、その話題は避けること。
ハラスメントホットラインに通報があった場合には、概ね上記の客観的事実を調べて対応していました。
特に外資系では、男性管理職は一発アウトになるので、十分注意が必要です。同じようないじりを何度も繰り返すセンスのない人が多い。
1度目の新鮮ないじりは笑って流せるし、乗っかることも出来る。2度3度と行くと嫌になってくるし本気で言っているんじゃないかと疑いも出てくる。
多少のいじりはコミュニケーションで良いと思うが、過度ないじりはいじめと変わらない。