脳内のチップをケーブルで外部機器に接続、麻痺した体を動かす研究
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若い人での事故での麻痺と聞くと脊髄障害(首から腰にかけての脊椎内に通る太い神経の障害)を想起しますが、それだと確かに有効な神経伝達路を特定できれば電気信号を増幅させる形で外部のデバイスを動かすことが可能かもしれません。もちろんこれでも朗報で応援したい技術ですが、もし脳卒中などでの脳の一部か死んでしまった場合の麻痺に対して有効な技術なら、日本のように高齢化が進む多くの国の福音になる画期的な技術になりますね。
何かで読んだ記憶があるのですが,何だったのか思い出せないので間違えていたら申し訳ありません.
人間の五感の感覚器から脳に入力される情報量は1Gbpsほど.およそ3割(300Mbps)が視覚.一方,脳の思考速度はたった100bps.せいぜい,シングルタスクが精いっぱい.また,脳から運動,操作への出力は10Mbpsほど.これだけ見ると余裕の速度です.これはイーロンマスクが立ち上げた新会社「ニューラルリンク」のやろうとしてることと似ていますが、身体的な障害を解決するという点でオリジナリティがありそうですね。
どちらにせよ「トランスヒューマニズム」という思想の台頭を感じざるを得ません。
なお、イーロンマスクの「トランスヒューマニズム」はシンギュラリティに対抗する意味合いが強いようですが、私は今回のこの記事のように「障害者支援」を目的としたような在り方が、テクノロジー発展の方向性としてはいいなぁ、と思ってしまいます。
綺麗事かもしれませんが…。