なぜ、世界最大の広告祭に「LDH JAPAN」が選ばれたのか?
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下部組織にアーティストの育成会社やグッズ専門の会社を持つなど
ライブ制作会社とアーティストパフォーマンスを軸に日本のエンタテイメントを牽引する同社。海岸と比較するとライブ・ネーションに匹敵する。
ダンスと歌となるとどうしても韓流の方にアジアでは目が向きがちだが、同社のまるで大リーグの一球団の様な運営方法には、
総合エンタメのノウハウが散りばめられており、
いくつかのプロダクションに分散している韓流には、
真似出来ない総合商社の様な力がある。
なので、先般、世界三大映画祭カンヌ映画祭でパルムドールを受賞された是枝監督ではないが、今回のカンヌライオンズもクリエイティブ企業として選出されるのは何ら不思議ではない。
私の驚きと先見性は、世界のDJトップ10に入りEDMの世界では名高い
アフロジャックが、ヨーロッパ支社のCEOを務めることだ。
アーティスト自ら運営から経営を一貫する姿勢は今後のエンタメビジネスの模範になる形かも知れない。EXILE、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEを抱えるプロダクションLDHがカンヌのステージにたつとのこと。どう見えるんだろう。BeatsのLuke Woodもパネラーの一員なんて、面白そうです。
私も2005年にKawaiiをテーマにスピーチして以来、3回ここでクリエイティブの話をしていますが、観客は日本のユニークさ(異常さとも言う)にはなみなみならぬ関心を持っています。コンテンツだけでなく、運営組織も語れるのがLDHの強みでしょう。期待!日本のクリエイティビティには今の所常に世界の注目が集まっているが取り上げてもらうためには売り込んでくれる橋渡し役が必須。今回はそれがうまく行ったということだろう。
もっと色々な日本のエンタメが世界に進出するといいなぁ!