今日のオリジナル番組


詳細を確認
どこでも栽培可能!?「農業イノベーション」
本日配信
772Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
三菱電機の受配電システム製作所にお伺いする機会をいただき、D-SMireeと名付けられた直流配電ネットワークシステムについてお話をお伺いしました。再生エネルギーの導入コストが低下してきたこと、ESGへの取り組みが企業に求められていることなどなど電力システムのあり方に変化が起きつつありことを学びました。網羅できていない点もあると思いますが、ぜひご参考になさってくださると幸いです。
「電流戦争」含めて、交流・直流の歴史について触れられていて、是非多くの方に見ていただきたい記事。

個人的には、送配電ネットワークの「両端」で直流が占める重要性が高まっていると感じている。両端というのは、末端の消費地と、発電回り。
消費地については、記事にある太陽電池のように、末端の消費地での発電も増えてきている。交流が普及してきたのは送配電の際の電圧変換が楽で、高電圧ほど送電ロスが小さい(オームの法則)から。でも、地産地消ならそもそも電圧返還をしなくてよい。
そして発電のところについては、記事にHVDCという言葉があるが、これは高圧直流送電。高圧変換が直流は大変なのだが、同じ電圧なら損失は小さい。

そのためには送配電技術だけでなく、記事にあるように直流でそのまま稼働できる設備自体の整備も必要。例えば直流エアコン。

にしても、なんだか見た記憶があるトピックだと思ったら、実証設備が出来たときにPickしていた!エネルギー系Pickerの皆様も揃っていて、やはり注目領域だと感じる。
https://newspicks.com/news/1693712

ちなみに、上記の電圧変化のしやすさという点で、西日本と東日本で電力周波数が違う。東日本大震災の時に電力融通が話題になったのを覚えられている方もいらっしゃるかもしれない。
二つ、その間に変電所がある(東電の新信濃変電所と、中電の東清水変電所)。ここで行われているのは交流を直流に変換して、周波数を変えて、再度交流に変換するというもの(交流は、電圧変換は容易だが、周波数変換は難しい)。
https://newswitch.jp/p/4177
そういえば、100年以上も前にエジソンvsテスラの直流交流送電の論争がありました。まるでベータとVHSのようなバトルだったようです。トーマス・エジソンは直流送電、ニコラ・テスラは交流送電を主張し、結果的にはテスラの交流送電が勝ちました。日本は現在この方式ですが、欧米では遠距離送電に有利な直流送電も実用化しているようです。ちなみにクルマのハイブリッドは昇圧するので交流を使っていますが、日本の得意分野は電圧と周波数(交流)を自在にコントロールできるインバーター技術です。新型メルセデスS450に採用さているコア技術のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)は三菱電気製。インバーターとモーターとセットでメルセデスに供給してます。
こちらの記事も参考に
https://hegtel.com/chokuryu-koryu-chigai.html

交流にすることで損失が少なくなることがメリットですね。
最近はやりの振動発電は、交流電流として電力を取り出すので、直流への変換時に若干の電力ロスが発生してしまいます。
【交流・直流の違い】
直流と交流の違いについては下記がわかりやすく書いてありますね。

直流送電と交流送電の特徴やメリット・デメリット、違いについて
https://www.denken3-co.info/ac-versus-dc-transmission


【交流・直流の混在】
JR常磐線は直流と交流両方使うという珍しい電車になっています。しかも、その理由が直流電流で地磁気観測所に影響を与えるのを防ぐため。

常磐線 藤代駅構内の交直セクション
http://deadsection.image.coocan.jp/dead_sec/toride/toride.htm


【交流・直流の変換】
「スマートフォンよりも厚くて重い電源アダプタ。」
昔はトランス(要は鉄心にコイルをぐるぐるまいたもの)を使っていたので大変大きく重いものでしたが、いまはスイッチング素子の性能が向上してきたので大変小さく軽くすることができています。

AC/DCの基本
http://micro.rohm.com/jp/techweb/knowledge/acdc/s-acdc/01-s-acdc/13
知らなかった。複雑なんだなあ。
もともとはこういうのをブラックボックスといって、本来はポジティブな意味の言葉だったんですよね。

やはり家電メーカーはカッコ良い。
趣味で真空管アンプの設計と製作をやっているので、直流電源だけになるとちょっと困ります。アンプの中身は直流で動作するのですが、数百ボルトの電源電圧は交流からなら簡単に作れますのでね。直流から作るのは気が重いし、低い電圧ではオーディオ用途、ギターアンプ用途の真空管はほとんど性能が出ないですから。
三相交流は何で3なのでしょう? エジソンとテスラからスタートするなら、ここから始めて頂きたかったですねぇ

(あ、どうでもいい?)
先日、鉄道博物館で直流区間と交流区間を切り替えながら進む電車の説明を聞いて、その複雑さに驚きましたが、複雑さを隠蔽する機械のおかげで効率を上げることができるんですね。面白い世界
面白かった。石炭が石油に代わったことに比べれば簡単なような気がします
この連載について
ビル・製造・流通・公共から宇宙まで、くらしや社会を支える三菱電機のBtoB事業。皆さまの課題解決につながるトピックス、納入事例を集めてご紹介します。 アカウント名:三菱電機 BizTimeline