スタートアップ、上場より大企業傘下
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注目のコメント
日本のスタートアップエコシステムにおける主要な課題は
・起業の絶対数(入口)
・M&Aによるイグジット(出口)
・上場後の継続成長(出口)
と理解しています。
入口と出口は密接に関連しており、出口での成功事例が増えないと入口で起業家が増えませんし、起業家が増えないと出口の成功事例も増えてきません。
記事中にもある通り、アメリカのイグジットは9割がM&Aによるもの。日本でも上場によるイグジットと買収によるイグジットが早く逆転するようにならないと。この点、会計基準など、見直すべき点が多々あるように思います。
まずはM&Aに対する偏見をなくすためにも、「身売り」といった前時代的な表現を、経済誌には即刻やめてもらいたいものです。スタートアップ企業が上場より大企業傘下に入るケースが増えてきた。米国ではBig4を中心に成長スピードを高めるために実施されている。対して日本では行き詰まった大企業が現状打破のため買収を実施しているように思える。独立心旺盛な米国人は買収後も一定の独立を保ち成長を遂げている。保守的な日本では管理し挙げ句の果てが天下り先にしてしまう。違う見方をすると米国では自らがスタートアップした起業家が買収を実施しているのに対し、日本ではサラリーマン社長が買収を試みる。起業家が起業家とジョインすると新たな価値を創造するが、サラリーマン社長と起業家の間には決して埋められない溝がある。もちろん日本でもうまくいってるケースは沢山ある。代表例はソフトバンク、孫社長という起業家が新しい起業家と組み新しい価値を生み出している。そう考えると、日本においてはもっともっと起業家が増えてくる必要があると思う。極論だが、創業者の引退とともに会社を清算するもしくは、この時こそ他の起業家に買収してもらえば、もっと日本経済は活性化するのではないかと思う。
アグリテックもこの流れが出てくるといいですね。
農業分野だけの特徴かもしれませんが、情報収集だけして内製で類似サービスを立上げようとする動きが強いように感じます。
大企業は大きなこと言っただけに、引けない環境なのかもしれませんが。
彼らが「もう叶わない」と思うくらいに突き放さないといけませんね。