ビッグデータから生まれた「合成対照群」のインパクト 新薬開発の歴史を変え得る理由
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実験をする上で必須となる対照群(コントロール)を、過去のデータから同条件と見なせるものを抽出して作り出す技術。
もともと人を対象とした実験は対照群を取ったとしてもばらつきが大きい。統計的にテクニカルな部分はわからないが、過去データの誤差範囲も現在測定するデータの誤差範囲も同等ととらえることができるという前提があるのだろう。
同じ条件の被験者がいるのであれば、1種類の薬の治験に必要な人数は単純に半分になる。コスト削減効果と、データ精度を上げるためのサンプル数増加のどちらの面でも非常に有用な技術だ。
「メディデータ、2017年ASCO年次総会において科学的な技術革新を発表 テクノロジー業界から初めての参加となる」(2017/05/17)
https://www.mdsol.com/jp/newsroom/2017-asco