【W杯勝利】「サランスクの奇跡」を呼んだ、西野監督の3つの独自性
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試合後のインタビューで、長谷部を中心に、選手たちが安堵の表情をにじませながら、でも(まだこれからと)諌めるような雰囲気で話していたのが印象的でした。正直、いろいろあった中でほっとしたというのは大きかったんでしょうね。
前半は動きがかたくて、パスミスも多かったしトラップの精度も低かったし、プレーにおけるチーム内での連携やクリエイティビティにも欠けていたけれど、後半になって急に動きが戻ったのは印象的でした。ここでいう「攻撃マインド」について、ハーフタイムに徹底的に檄をとばしたんじゃないかなと勝手に推察。
まだまだこれからとは思いますが、当事者意識も高まって自信をつけた選手たちが、さらに本来の力を発揮して少なくとも予選突破してくれることを期待しています!期待値が思い切り下がっていた中での勝利は、100倍の幸福感を呼びますね。
(コロンビアはその正反対ですが)
でも、その陶酔感が次なる期待値を上げてしまうので、見る側も戒めなければなりません。
西野さんの独自性として、「香川と本田の新しい形の共存」、「フェアな競争の徹底」、「攻撃マインドの植え付け」が挙げられていますが、原口や大迫等の前線からの守備が何よりの攻撃の基本ですね。
セネガル戦も期待値を下げて応援します。紙一重の勝利でしたが、香川選手や乾選手といった複数の国のリーグを経験している選手、長谷部選手や長友選手のようにW杯に慣れている選手、柴崎選手や昌子選手のようにクラブW杯を経験した選手など、明らかにチームとしての経験に厚みが出ている。西野監督はそのポテンシャルをうまく融合した印象。田嶋会長はそのマネジメント力をアトランタ五輪時代から感じており、監督に指名したのかなと想像しました。