きっかけはクックパッドを支えた社内ツール、個人の情報発信をチームの力に変える「Kibela」が資金調達
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NewsPicks のプロダクトチームでは、かなり初期(2016 年末頃)から導入・利用させて頂いています。当時は他の Wiki を利用していたのですが、あまりにも使い勝手が悪かったこと・メンバーによる投稿が少なく過疎化しており、情報共有が上手くいっていないことに危機感を感じたことから導入したのでした。今では皆が積極的に Blog や Wiki を書いてくれるようになり、情報共有も随分活性化したと思っています。
他のツールに無かった Kibela の良かったところとしては、以下が挙げられます。
・シンプルで直感的・書きたくなるインターフェース
・Wiki と Blog の両方がある為、ゆるい情報共有がしやすい
・Wiki と Blog の両方がホーム画面に一覧表示される為、活気が可視化されやすい
・熱心な問い合わせ対応(Intercom)
また機能面では、初期からテンプレート機能や Slack 連携を備えていたのも大きかったです。
とはいえ結局 Kibela にしたのは、シンプルに「直感的に好み」だったということに尽きます。こういうツールって世の中には大量にあるのですが、結局継続的に書き続けてもらうための「書き味」や「読みやすさ」みたいなものが一番大事なんですよね。Kibela は当初エディタにも沢山不具合がありましたが、それでも書きたくなる妙な魅力があったと思います。
ちなみに同種のサービスについては、記事に紹介されている Qiita や esa、Confluence 以外にも、以下のようなサービスが人気です。
Notion
https://www.notion.so/
Slite
https://slite.com/
Coda
https://coda.io/
この手の情報共有の促進はどの組織でも課題になると思いますが、何を選ぶにせよ、ツールを導入するだけで成功することなんて決して有り得ません。大事なのは、導入担当者の熱意と周囲のメンバーの巻き込み力だと思っています。弊社で Kibela を導入した際も、毎日自分で記事を投稿したり、誰かがコメントや記事を投稿したら必ずリアクションするようにする・仕事のドキュメントを少しずつ Kibela にして既成事実化していくなど、様々な活動を行いました。定着するまで熱意を持ってやりきるのが大事ですね。ヤフーやクックパッドで技術部長をやられていたエンジニアの方が作った社内情報共有ツール「Kibela」。クックパッドの「Groupad」という社内ツールがひとつのきっかけになっていること。
本題から少しそれますが、わざわざ情報共有ツールを自作しているというのが、クックパッドすごいなーと思いました。しかもそれがちゃんと活用されているという。
実際にKibelaを触ってみて、すごくシャープというか機能が絞り込まれている印象。Confluence含めぱっと見で似ているっぽいプロダクトはいくつかあるだけに、今後どのくらいユーザー増えるのかが気になります。Groupad懐かしい。確かに入社時に自己紹介書いたりもすれば、エンジニアの皆さんが技術的なことを書いたり、サービスの改善の話が書かれてたりと、Groupad見ればほぼ何でも書いてあったな~。