【最終話】「100万人に1人」の存在になる方法
2018/9/1
教育改革実践家として
僕は2003年4月から5年間、東京都杉並区立和田中学校の校長を務めました。
すでに以前から、評議員として息子たちの小学校に関わったり、杉並区教育委員会のアドバイザーをしたりしていました。
また著書『人生の教科書[よのなか]』『人生の教科書[ルール]』がきっかけで、2000年前後から東京都足立区立第十一中学校で僕自身がゲストティーチャーとなって、「よのなか科」の授業も始めていました。
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25-35歳でのチャレンジがビジネスマンの基礎になる点はその通りだと思う。そして、35-45歳が実際に会社を動かしている。それ以上の年代は、各年代の邪魔をしてはいけない。特に、25-35歳の人達に対してオールドスクールマネジメントの押し付けは日本の将来を阻害する。
成功者で何かを語る人って、宝クジに当たった人(時の運があっただけ)みたいな参考にならない話と並んで、「それはあんたが地頭がいいからでしょう」というパターンで参考にならないことがあるけれど、藤原さんのこの、「まず100人に1人を目指せ」というのは、誰にでも参考になるところが素晴らしい。講演会で引用することも多い。
35歳までに100人の1人の人材、、45歳までに1万人に1人、そして55歳までに100万人に1人の人材になることを説かれています。
若い世代にはまず10年かけて一つの分野でプロになることを。中堅世代にはキャリアチェンジを。シニアには新たな挑戦をし続けることを、まとめて語っていることになります。
「100万人に1人」というキーワードで、全世代に異なる、しかし本質的な考え方を提示できていることになりますから、極めて巧みな説明だと感嘆してしまいます。
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