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各界にパラダイムシフトを起こしてきたイノベーターたちは、どのような生い立ち、人生を送ってきたのか? その深部に迫ることで、イノベーションを起こす源泉をたどる。
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人材紹介・人材派遣等の人材関連事業を展開するほか、住宅・美容・結婚・旅行・飲食などの多様な分野で、個人と企業を結ぶマッチングプラットフォームを提供。M&Aによる海外での事業拡大も推進。
時価総額
10.8 兆円
業績
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どこの企業にもかかわらず、「社会人、3年続ける自信ないなぁ…」と思っていた私が、新卒で入社して振り返れば18年3カ月勤めてしまった理由は、魅力的な人、同僚、先輩、上司、そして組織風土に他ならないと思います。
就職活動の時、複数社から内定をもらいましたが、リクルートに最後決めたのは、たしかに恋愛期間のような就活時期の付き合いが大きい。その学生の嗜好にあわせた名物社員を次々に合わせてくれて、その人たちが対等な立場でディスカッションしてくれる。
有名編集長や名物創刊人や、新規事業の立役者たちが入れ替わり立ち替わり、何者でもない学生の話に数時間付き合い、「へぇ!そのアイデアは面白いね。^ ^それで、特集が組めそうだ。」とか言ってくれるんですから、グラつきます。
そこにずっとキャリアコンサルタントのような人事担当が1:1で伴走する。他の会社の面接対策まで相談に乗ってくれる。ものすごく親身でした。
…入社してから、会った人事担当は、びっくりするほど、素っ気なくて笑笑、あの親身さはビジネスであり、配属部署に名物編集長もいず、これらはみんな採用戦略なのだと、大人の世界を理解しましたが。笑
以下引用
“それに何といっても、リクルートは組織風土がよかった。
上司や先輩が権威主義タイプではなくオープンで風通しがいい。会う人、会う人みんなが、キャラクターが際立っていて面白かった。自分のやりたいことがあって、リクルートをその場として活用しているという印象を受けました”
私の代は就職氷河期で現Jリーグチェアマンの村井さんが人事部長の時代。採用数二桁、恐らく採用費は絞り気味だったと想像します。が、人材はとことん投入していたと思います。
内定をもらう過程では、行きたい気持ちが高まるまで現場の面白い社員との一対一対面でいくらでも仕事のことを聞ける時間を設定された。同期は都銀や商社の内定を持つ人が多数いました。
とはいえ、藤原さんのように転職がまだ珍しい終身雇用当然の時代に、リクルートを選択した人はちょっとレベルが違う、とあらためて思う。
リクルートの方は自立していて、独力で自分の道を切り開ける方が多いように思います。
「ちゃんとした世界の代表は、僕にとって父でした。最高裁判所で総務経理部長まで務めた父は、超がつく真面目人間。
20代の頃は、そうした父の体現する世界と、逆のほうへ逆のほうへ行こうとする力学が強く働いていたように思います。」
「プライドをくすぐるのが欲しい学生を採用するときの人事部のキーワードだと後で知りましたが、リクルートでの採用はこの仕掛けが巧みなのです。」