【御立×石川】今こそ日本文化を外国人に英語で伝えよう
NewsPicks編集部
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村上春樹は、初期作品(というか確か処女作の「風の歌を聴け」だったか)を執筆しているときに、煮詰まって、あえて一度自分の作品を英語に翻訳しなおしてから日本語に戻したそうです。
英語である必要があるのかどうかはわかりませんが、いったん全然違う視点からおきなおしてみることで相対化されるものもあるんでしょうね。
色の話もそうですが、日本に擬音語・擬態語も相当種類が多く、たとえば雨の表現ひとつとっても、「そりゃあ英語に翻訳できないでしょ」という内容がとっても多い。日本の文化って、小さな違いを豊穣な表現で差別化するのが得意だし、そこに美が仄めかされている気がします"「Are you a Japanese? Chinese? Balinese? だって目が細いもん」とからかわれたとき、天心は「Are you a monkey? Donkey? Yankee?」とパッと切り返した。
語尾にKeyの付く言葉を並べて、「こっちは人間が3つ並んでいるけど、お前は動物が3つ並んでいるんだな」と言って、相手を一瞬で黙らせたと。"
痛快。英語で落語される方は何人かたしかにいます。7ヶ国語で披露する三遊亭竜楽さん。ノンフィクションWでは、ヨーロッパ公演を密着していました。
ブルーノタウトの目線。美術館だとフランスという切り口でソフィーリチャードさん。観光、生産性というところではデービッド・アトキンソンさんをぼくはめちゃ信頼しています。いろんな分野にいらっしゃると思う。とはいえ、岡倉天心の話の通り、中から外に積極的にアピールが必要というのも、よくわかります。