【菊田洋子】たった1割の女性管理職を増やすことが急務だ
コメント
注目のコメント
評価の透明性は女性管理職の話に限らず大事。
キャリアプランという言葉に代表されるように、1年先の世の中もわからなこう、1つの会社で働くのがむしろレアな働き方になった世の中を妄想する。
そんな時代がきたときに自分の中の心の拠り所として、既にそれを体現した他人というロールモデルを真似ていけば安心という生き方は、とても生きづらいように思う。
そういった時代に、人々がどのように心の中に安心をもって生きていけるかは個人的なテーマ。
これに対する自分の仮説は、村の中で自分のやりたいことをやるだけで価値が交換される社会。そのためにまずは人々が自らすすんでやりたいと思うシゴトをどこまでつくれるか・あるいは自然に生まれるデザインってどんなデザインだろうというのが気になっている。
自分が面白いと思って関わっているプレイグラウンド(http://playg.jp/) もそんなところから関わっている
私事だが妻が出産して専業主婦になるタイミングで、女性は強制的に職場から2,3年離れることを考えるとキャリアプランって大変だなと思ったりした。
働き手もどんどん減っていくし、世の中のこれいいよね!っていう評価は多様化していくと思うので、女性が活躍できる場や、難しく考えず産休・育休をとれるようにするように社会をデザインすることは一定価値があると思う女性社員の急増を受け、社としても本気で女性の管理職を増やそうとしているエイベックス。
ボトムアップで声が上がってきたことや、実際のプロジェクトを他薦で選ぶあたり、すごくいいなと思いました。そのためか、周りの社員がとても協力的だとのこと。
また、上層部の受け入れ方もいいですね。組織全体が、柔軟に変化していくことを歓迎している感じが、エイベックスの成長の可能性を広げているように見えました。
私がいたテレビの業界もそうですが、長時間であり不規則な労働環境から、どうしても結婚、出産した女性がクリエイティブの現場からいなくなってしまうという状況があります。
ただ、菊田さんが指摘されているように、相対しているユーザーの半分は少なくとも女性なんです。女性が意思決定に携われないということは、本当は取り込めているはずのユーザーを潜在的に逃している。
それが、女性に不人気の企業ならまだしも、優秀な女性を多く抱えているのに、、というのは、本当に勿体無いことです。
菊田さん方のチャレンジに注目していきたいですね。本連載、突如としてニュートラルな文調に変わりましたね。内容より先にそちらが気になってしまいました。
「女性社員が全体の40%もいるのに、女性管理職比率が10%なんです。」
確かにアンバランスですね。そして↓本質ですね。
「また女性たちが内心、不満に思っているのが男性社員の昇進しやすさだ。」
評価の文化を根本的に変えない限り、これは覆せない気がします。成果をフェアに評価する。これは、女性、だけの問題ではありません。
こうやって考えていくと、特別な活動が必要なのではなく、今ある制度の本質を追求し、運用を是正することこそが真に重要なことに感じます。